前回は「小学校での中学受験生〜過ごし方〜 3」の話でした。
親御様はお子様がなにか上手くいかないときに「頑張れ!」と言っていませんか。
「頑張れ!」は便利な言葉で、お子様には言いすぎない方が良いように思います。
お子様が「明らかに手を抜いている」や「明らかに頑張ってない」ならば「もう少し頑張って!」というのは良いでしょう。
実は、大抵のお子様は「すでに頑張っている」のです。
頑張っているのに・・・・・
これ以上、どうやって頑張れば良いのだろう・・・・
頑張って頑張って、底力を出すことはあるでしょう。
「すでに頑張っている」人にとっては、「頑張れ!」と言われることは結構苦痛に感じることかと思います。
これは大人の世界でもあることだと思います。

「これ以上、何をどう頑張ればいいのか?」と悩んでしまうこともあるでしょう。
欧米に比べると、日本は「頑張ればなんとかなる!」みたいな精神論に傾きがちな国民性でもあります。
特に小さなお子様に対して、時には別の言い方のほうが良いかと思います。
よく出来ているね。
と言われるのは、大人でも嬉しいことです。
子供ならなおさら嬉しいと思います。
「頑張れ!」ばかりではなく、時には「よく出来ているね」と肯定してあげるようにしましょう。
お子様も元気になって適度な自己肯定感が育まれると思います。
テストでも勉強でも、良い面を見て
ここは、
よく出来ているね。
と肯定して励ましてあげましょう。