前回は「Wグループ中学志望の方へ 4」の話でした。
「そうかも」ではなく「そうだね」と理解する姿勢
今回は「中学への算数5月号」から、良い問題・考え方のご紹介です。
p3 レベルアップ演習(9)(13)
整数と図形の基本問題です。
しっかり自分で書いてみて理解しましょう。
解法が略解ですが、整数問題は解法読んで
そうかも。
ではなく、自分で書いてみて、きちんと「そうだね!」と確認して理解することが大事です。
p4 2:数
約数の基本的性質の問題です。
「約数の和」の考え方が紹介されており、「自分できちんと書き出してみながら」理解しましょう。
こういう問題の解法で
ああ、
そうなんだ。
で済ませてしまわずに、手で描いてみると「しっかり理解」できて「応用力が身に付く」ので大事です。
典型問題を「説明できる」姿勢
p5 4:図形・面積
図形の典型問題で、
やっとことあるよ!
という方がいらっしゃるでしょう。
基本事項が網羅されているので、全てやってみましょう。
「覚えている性質」等があったら、
このことをきちんと説明できるかな?
理解できているかな?
と考えてみましょう。
正方形や円など描いてみて、
こことここが
面積一緒で・・・・・
とか、
ここが
こうなって・・・
と「しっかりと理解」してゆきましょう。
解法に書いてあることを
本当?
と一度は疑ってみながら、自分で描いて、
あっ、本当だ!
と理解しましょう。
手を動かして理解してことは忘れないので、しっかり考え方が身に付きます。
p5 5:図形・面積
典型的な考え方の問題です。
しっかりと描いて理解しましょう。
p6 7:つるかめ算
つるかめ算の応用問題です。
買い物や硬貨の文章題の「必須手法」がまとめれていて、非常に良いです。
解法を全てしっかり理解して、身につけましょう。
この問題の考え方をしっかり身につけて、自分の持つ「考え方の引き出し」の一つにしましょう。
それらの「引き出し」を組み合わせたりして、似た文章題が解けるようになります。

p14~17要点の整理
「和と差」に関する要点がまとめられて、6題あります。
基本事項がまとめられているので、全部取り組んでみて、基本的考え方をしっかりと身につけましょう。
戸惑った問題はマーク・付箋をしておいて、また今度復習しましょう。
具体例で実験して理解
p18~ 日々の演習(順序は自由にやりましょう)
5月2日
整数の頻出問題です。
しっかり理解できているか、確認しましょう。
解法を読んでみて「大きい順は・・・・・」などの部分は、「本当かな?」と考えてみましょう。
少し迷う時は、
具体的に
Aが〜なら・・・・・
と具体例で実験してみるのも良いでしょう。
具体的な例をしっかり理解して進むのが大事です。