前回は「模試の経験を活かす〜不安になるより大事なこと〜」の話でした。
模試の結果を活かす姿勢
最近模試を受けたお子様、お疲れ様でした。
受けたばかりの場合、模範解答・解答例を見る気持ちには、なかなかならないです。
解答見て
あっ、
間違えた!
と思うのは、誰しもショックを受けることですが、ポジティブに考えましょう。
もう終わりだ・・・
得意分野は出来ましたか。
あるいは不得意分野は、いかがでしたか。
これから、採点があって成績と各模試の分析が出てきますが、最も大事なことがあります。
それは、「自分なりに消化して、次に活かし、入試本番で出来る」ことです。

判定とデータベース
塾は模試の成績と本番の合否に関する膨大なデータベースを持っています。
そのデータを元に分析して「判定」が出ます。
「判定」と言うデータは参考にしながら、それをあまりに意識しすぎないようにしましょう。
判定が
あまり良くなかったけど・・・
本試験では、
出来るようにしよう!
自分なりに問題の出来具合を考えてみて、出来なかった問題は解答や考え方を吸収しましょう。
解答を「読んで、分かったつもり」はやめましょう。
少し時間がかかっても、「理解して、書いてみる」をしてみましょう。
特に算数・理科は、解答例の図などを「自分でも真似て描いてみる」ことが大事です。
「描いてみると分かること」もありますから、自分の手で描いてみましょう。
最初はうまく描けなくても、描いているうちにコツがつかめてきます。
描いてみると色々と分かってきたり、理解しながら覚えるので、暗記にも役立ちます。
暗記問題・穴埋め問題なども、「模試の文章題」を一つのまとめとして、頭に入れましょう。
合理的に「選択肢を絞ってゆく」のも良い考え方です。
そして、模試で出た文章もまた、歴史などのまとめになります。
それらのまとめも「参考書・問題集と同じように」学んで、自分のものにしましょう。