前回は「選択問題の解き方 4〜コツとイメージ〜」でした。
「暗記問題」と捉えられがちな選択肢を選ぶ問題において、「知識」と「合理性」から解答を絞ってゆく話でした。
そして、長崎のイメージを考えて「知らない場合」でも正答率を上げることで、攻略する話でした。
「歴史にはマンガが良い」と言われるのは、イメージが分かりやすいからです。

直前期は「ただ暗記する」ではなく「イメージする」ことを楽しみながら、覚えてみると暗記が進みます。
幕末に大老井伊直弼が起こした大事件の「安政の大獄」があります。
様々な要因があり、押されていた井伊が猛然と反撃したのです。
そして反撃し過ぎた結果、その反動で「桜田門街の変」となります。

以前、薩摩を「『さつま』と声に出してみましょう」と話しました。
西郷・大久保という強烈な人物の出身である薩摩藩。
江戸時代にあった300ほどの藩の中でも、非常に特殊な藩が薩摩でした。
いかに強烈な藩であったかをイメージしてみるのは、暗記にも役立つでしょう。
新歴史紀行で井伊直弼の話の際に、薩摩藩にも触れています。
新歴史紀行|戦国時代・幕末維新・…


井伊直弼 2〜井伊家と薩摩島津家の歴史〜|幕末維新 | 新歴史紀行|戦国時代・幕末維新・世界大戦
前回は「井伊直弼 1〜井伊家の肖像 1〜」の話でした。 井伊 直弼(Wikipedia) 超重要な近江 佐和山を任され、徳川家康から「徳川家の超重要な柱の一つ」として将来を嘱望…
時間ある時に、軽く読んでみてください。
そして、頭の中で色々な人物の活動や表情をイメージしながら歴史を復習すると、歴史に強くなるでしょう。
理科もイメージすることが大事です。
実験問題に限らず色々と想像して、イメージしながら直前期勉強を進めてみましょう。
「あっ、そういうことかな。」と分かることが大事です。
そういう風に気づくと「無理に覚える」よりも記憶に残るので、暗記もますます進むでしょう。