前回は「学んだことをしっかり復習して、学力を固めよう!」の話でした。
今回は知識や暗記を、ただ覚えるのではなく、理解しながら覚えて確実にする話です。
社会も理科も知識・暗記は「ただ覚える」のは間違える可能性もあります。
「理解しながら覚える」と記述式などの応用問題に対する学力もアップして、間違えずに覚えられるメリットがあります。
版籍奉還〜廃藩置県の流れの話を例にします。
1867年 大政奉還
1868年 明治維新
1869年 版籍奉還
1871年 廃藩置県
の年号は大事です。
「ただ年号と出来事を丸暗記」だと「版籍奉還と廃藩置県はどっちが先だったかな?」となります。

ここで、お話しした流れを考えてみましょう。
「版籍奉還→廃藩置県」の流れが分かります。
明治維新の翌年に、エイヤっと大久保たちは版籍奉還を断行しました。
本当は、その翌年の「1870年にでも廃藩置県を断行したかった」のが大久保たちの本音だったでしょう。
しかし、中心人物であった西郷が「嫌気がさして」下野していました。
さらに、各地で不穏な動きがあったため「版籍奉還2年後にやっと実現できた」のでしょう。
まだ試験当日まで時間があります。
様々な知識を覚えた超直前期の今だからこそ、こういう流れなどを復習しながら、知識を確実にしてゆきましょう。
試験当日慌てないように少しでも持っている知識を補強して、当日を迎えましょう。
そして、合格する力を確実にしてゆきましょう!