前回は「直前期の勉強法〜暗記の確認・声に出して読む・理解力を確実に・よく噛むように考える・総合力を固める姿勢」の話でした。
知識・暗記問題:学んだことをしっかり復習

社会・理科は「知識・暗記は覚えていることを確実に」を心がけましょう。
歴史であれば、大体の流れは頭に入っているので、人物・出来事に関することを復習しておきましょう。
歴史のチェック問題では人名や出来事と、その前後や関する流れを理解しましょう。
暗記はどこまで
勉強すればいいんだろう・・・
「暗記はここまで覚える!」という明確な範囲が
あればいいのだけれど・・・
「ある程度限られている」理科・社会の暗記問題の範囲。
ところが、時々「細かな知識」が問われることもあり、そこで「点差がつく」ことがあります。
過去問を解いていると、
これは
ちょっと分からない・・・
こんなことまで
覚えなければならないの?
と「覚える範囲がどんどん広がってゆく」ように感じることもあります。
歴史上の人物を答える・選ぶ問題でも、「細かな知識」が出題されることがあります。
それは、出題者側の考えとして、
勝海舟や吉田松陰を答えさせると、
大勢の方が出来てしまい、点差がつかない・・・
ちょっと点差をつけるためには、
「この人物」を問うのは、どうだろう・・・
出題者としては「適切に点差がつく」ように、試行錯誤・工夫しています。
すると、時々「細かな知識」が見受けられることになります。
そのような「細かな知識も覚える」と良いですが、
全部
覚える!
ことは、99%の受験生が難しいでしょう。
「ほんの一握り」の「その科目が非常に得意」な方で、
僕は、全部
覚える!
を目指す方もいるかも知れませんが、試験は「ある程度できれば合格」します。
「あれもこれも」と考えるよりも、「学んで来たことをしっかり!」を最重視しましょう。
手で描いてまとめる・声に出す:坂本龍馬の事績と名前のイメージ

理科・社会の知識・暗記項目を読むだけではなく、「手で描きながら」復習すると良いでしょう。
暗記問題は、試験場でパッと思いだすことが大事です。
あっ、あれだ!
でも、あの出来事が思い出せない・・・
ということもあるかも知れません。
試験本番は、誰でも緊張して「上がっている」状態になります。
中学受験生の多くの方にとっては、「人生最初・最大のチャレンジ」になるかも知れません。

そういう「緊張状態」にあっても、しっかり思いだすことが大事です。
それには、手で書いたり、声に出したりしてみましょう。
全部暗記
しなきゃ!
とは考えずに、
出来るだけ
暗記できるようにしよう!
と考えましょう。
英語などの外国語学習では、「音読の非常に高い効果」が昔から言われています。
「高い効果」というよりも、「音読しなければ、始まらない」外国語学習。
それは、言葉の発音や「音の流れ」が、語学学習には極めて重要だからです。
日本語ですが、理科や社会も「黙読」だけではなく、時には声に出して学んでみましょう。

木戸孝允・坂本龍馬・中岡慎太郎・西郷隆盛・・・と声に出すと、なんとなくイメージも膨らみます。
坂本龍馬は、「坂本龍馬という名前」だからこそ、彼の偉業がリンクするようにも感じられます。
「坂本龍馬の成し遂げた事績」を「西郷隆盛という名前の人物が成し遂げる」のは、ちょっと違うイメージです。
ぜひ、声に出してみましょう。
有機的につながってゆく気持ち

例えば、幕末から明治維新期の重要な出来事・人物たち。
参考書や塾のテキストでも、自分なりにでも「大きな出来事」をざっと並べて復習しましょう。
この時、大事なことは「小さな・細かな出来事」より、「大きな出来事」に絞ることです。
「大きな出来事」と
「小さな出来事」ってどう分けるの?
この「分ける基準」は、自分なりで良いでしょう。
「大きい」と「小さい」は、自分の感覚でサッと考えて、
これは、大事だから、
ピックアップ!
これは、それほど
大きなことではないから、いいや・・・
と、大きな出来事・関わる人物を時系列に並べて書いてみましょう。
そのように復習していると、
ああ、
そういうことなのかな・・・
と理解が深まる項目も出てくるでしょう。
そうして養われる総合的な力が、学力を高め合格する力を確実にしてゆくでしょう。