過去問とイメージ 2|中学〜大学受験

前回は「過去問とイメージ 1」の話でした。

長かったようで、もうすぐ終わってしまう夏休み。

中学〜大学受験生にとっては、大事な夏休みですが、これから試験当日までが「さらに大事」です。

夏休みは、頑張ったよ!

一生懸命やったわ!

様々な意見の方がいらっしゃると思いますが、まずは自分が自分で「よく頑張った!」と思うことが大事です。

塾や家庭教師の先生方も把握してくれていますが、「最も自分を知るのは自分」です。

まずは、気持ちをポジティブにして、9月以降を頑張ってみるのが良いでしょう。

現時点で、特に第一志望の過去問は「ある程度やっている」のが望ましいです。

ただし、それは子どもそれぞれの学習状況にもよりますから、「一概には言えない」ことです。

子どもの個性・学力に応じて、千差万別であり、「画一的でない」方が望ましいでしょう。

夏休み終わり頃になると、志望校における「自分の立ち位置」が「合格判定」として分かってきます。

その「合格判定」は良いに越したことはないのですが、「参考程度」と考えましょう。

日本の受験界では避けられない「偏差値」も、何度も出てきます。

算数が偏差値65だったよ!

理科の偏差値が55だったわ。
もう少し頑張ろう。

以前から「偏差値は参考程度」という話をご紹介しています。

「偏差値」というレッテルを貼られてしまうと、「その数字が一人歩き」してしまいがちです。

気にしすぎない様にして、一定の「目標」への参考にするのも良いでしょう。

志望校の受験グループにおいて、得意科目は65程度の偏差値は目指したいものです。

そして、不得意科目も「平均は下回らない=偏差値50」で55程度を目標としたいところです。

これは、「一つの考え方」ですから、「自分なりの目標」を立てれば良いと思います。

模試の判定が「40~60%程度」であれば、「十分合格可能性がある」くらいに考えると良いでしょう。

最難関校は、学校によって出題・採点の方法に、非常に強いカラーがあります。

過去問を解きながら、「こういう問題が当日できれば良いんだ!」という明確な目標を持ちましょう。

そして、過去問を特別扱いしすぎずに、「他の問題同様にしっかり習得する」様にしましょう。

新教育紀行

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