過去問の効果的取り組み方〜過去問はいつから・過去問から学ぶこと・「解ける、解けない」ではなく目標設定・苦手科目の過去問・無理に解かないでサッと見てみる〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「第一志望校の過去問は「いつから」やるべきか〜すぐに第一志望校の過去問を購入・一歩でも先へ・パラパラっと第一志望校の過去問をめくってみる〜」の話でした。

目次

「解ける、解けない」ではなく目標設定

新教育紀行
図形:補助線と辺の比(新教育紀行)

志望校、中でも第一志望校の過去問は、今すぐに取り組んでみましょう。

今回の話は中学受験の小学生を対象とした話ですが、大学受験・高校受験でも同様です。

塾などで配布している場合もあるかもしれませんが、市販の過去問題集などを購入するのが良いでしょう。

第一志望校決定後に最初にすること

・第一志望校の直近の入試問題に取り組んでみる

・「出来なくて当然」という姿勢でやってみる

これは、早めに「目標=志望校合格」を明確に理解すことにつながります。

この時、過去問を「解ける、解けない」は重視する必要はないでしょう。

過去問に取り組む時期によりますが、仮に早めの前年の3月〜4月頃、過去問をやると、

全然
出来ない・・・

算数は、
少ししか出来なかった・・・

受験生の学力や志望校のレベルによりますが、「過去問は出来なくて当然」と考えましょう。

これらの「過去問」と類似した問題を「自分が来年に実際に入試会場で取り組む」ことになります。

早めに過去問に取り組むことは、「解けるかどうか、自分の実力を測る」のではありません。

自分が「どういう傾向・レベルの問題が解けるようになれば良いか」の具体的目標設定です。

そのため、「早期に過去問に取り組む」時は「解ける、解けない」は一切に気にしないようにしましょう。

最終的には「入試当日に出来れば良い」と考えるのが大事です。

苦手科目の過去問:無理に解かないでサッと見てみる

新教育紀行
てんびん算の考え方(新教育紀行)

以前、新小学校6年生の受験生の親から「算数が苦手で」というご質問を頂き、ご回答しました。

この受験生のように「算数が苦手」で難関〜最難関校を目指す受験生の場合は、別かもしれません。

こういう方は「苦手科目である算数の過去問への取り組み」は、急がなくても良いでしょう。

過去問の算数を解いてみて、

全然
出来ない・・・

と自信をなくす可能性があります。

その場合、不得意科目である算数は後回しにしても良いでしょう。

これは、受験生の学力や個性によってケースバイケースです。

過去問の算数の何問かを選んで問題・解答を読んで、

ああ、
こういう問題が出るんだ・・・

と理解するだけでも十分でしょう。

そして、国語・社会・理科に取り組んでみましょう。

すると、

算数はちょっと苦手だけど、
理科と社会はなんとかなりそう・・・

受験生本人が「自分の未来像」を具体的に描いて、自信につながる場合があるでしょう。

第一志望校の過去問に早期に取り組む

・自分が学んで出来るようになるべき「問題の傾向」をつかむ

・入試の時の僕・私という「自分の未来像」をハッキリ描く

過去問はいつから:過去問から学ぶこと

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太さが一様ではない棒:重心とモーメント(新教育紀行)

過去問を解いてみる際には「セットで時間を測ってやってみる」必要はありません。

例えば「算数が大問4問」のセットで出題される傾向の学校を志望する受験生の場合。

「年度ごとにまとめて解く」ではなく、「問題の1,2題を選んでやってみる」のが良いでしょう。

でもさ、それだと
制限時間内に出来るようにならないのでは・・・

制限時間を気にする訓練は、模試で十分と考えます。

大事なことは「問題の考え方・ポイント」を理解することです。

でも、第一志望校の過去問が
たくさんあって、どれからやれば良いの?

まずは、直近の2〜3年分に取り組んでみましょう。

それから、過去へ遡ると良いでしょう。

中学受験する6年生(新6年生)の受験生は、今年6月位までは「じっくり」やりましょう。

「沢山問題を解く」というスタンスよりも「どういう問題か」をしっかり理解しましょう。

「何がポイントか」ということを意識した学び方の方が、最終的に学力が上がるでしょう。

大事なことは「過去問が解けること」ではなく「過去問から学ぶ」ことです。

「過去問=本番の試験」は、本番で出来れば良いのです。

過去問から学ぶ姿勢

・「どのような問題が解けるようになるか」という目標設定と解法を学ぶ

・出来なくても「出来るようになれば良い」とポジティブに考える

早速、少しずつ第一志望校の過去問に取り組んでみましょう。

新教育紀行

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