中学受験生が塾に通い始める時期〜「いつから」と受験・初期に成績が劣る場合・じっくり学んで挽回・志望校の選択と子どもの「行きたい!」と強く思う気持ち〜|子どもの入塾時期2・子どもの教育と中学受験

前回は「いつから塾に通うのが良いか〜親子共にポジティブに向かう中学受験・子どもの個性や思考性を尊重〜」の話でした。

目次

中学受験生が塾いに通い始める時期:「いつから」と受験

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雲と空(新教育紀行)

中学受験をする小学生は、大部分の方が塾に通うと考えます。

中には、

僕は塾には
通わないで合格したよ!

と言う方もいるかも知れませんが、かなり少数派だと思います。

うちの子は
いつから塾に行かせるのが良いのか・・・

と親が悩むのは、昔も今も同じでしょう。

特に2000年代に、子どもの通塾開始年齢が一気に下がった現実があり、

塾には早めに
通った方が良いのでは・・・

と考える方も多いと思います。

受験生が塾に通う場合の「入塾時期」は、「子ども本人それぞれ」と考えます。

塾に通う目的は「志望校に合格すること」であり、「成績を上げること」はそのプロセスの一つです。

そこで、まずは親が、

うちの子は
うちの子・・・

他の子は
他の子で違う!

という気持ちを強く持つことが大事だと思います。

本人同士が「全然違う」のに、通塾開始時期を「同列に比較する」ことが、そもそも無理と考えます。

初期に成績が劣る場合:じっくり学んで挽回

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屋久島の海(新教育紀行)

例えば、子どもが小学校5年生から塾に通い始めた時。

大事なことは、

うちの子は
5年生からだから・・・

4年生から
行っている子より学力が劣る・・・

とは思わない姿勢が大事です。

確かに、先に走り出している子の方が「色々勉強している」ので、初期は明確な差が出ます。

最初の段階では、早めに塾に行った子が「より出来る・テストで点数が高い」可能性が高いです。

例えば、「小学校2年生から塾に通うAくん」と「小学校5年生から塾に通い始めたBくん」がいます。

ここで、小学校5年生の6月頃に模試を受けたら、「Aくんの方が遥かに良い成績」となるでしょう。

これは「当然のこと」です。

学力は、ある意味でマラソンと同様な面があると考えます。

「3年も先に走り始めたAくん」は、その走る早さにもよりますが「遥か先」にいるのが当然です。

一方で、小学校5年生の方は中学受験当日まで約2年あります。

2年間は長い時間ですから、焦らないことです。

焦ってしまうと、

こんなに
出来ないんじゃダメじゃない!

子どもにも辛くあたってしまうかもしれません。

そんなこと
言われたってさ・・・

この算数の問題、
とっても難しい・・・

仮に最初の時期に成績が劣っていても、挽回は十分可能です。

あまり責めすぎると、

なんか、
算数って楽しくないな・・・

子ども本人が勉強嫌いになってしまうことは「最も避けるべき事態」です。

勉強が好きでなくても、

勉強よりも
スポーツが好き!

勉強よりも
絵を描きたい!

などの、様々な個性がある子どもたちがいます。

そういう方は、その道で大成するのは非常に好ましいことです。

いずれにしても、中学受験する場合は、焦らず着実に学んでゆくことが大事です。

塾で学ぶ大事な姿勢

・現在の成績に一喜一憂しすぎない

・「最終的な目的=志望校合格」目指して、着実に焦らず学ぶ

志望校の選択と子どもの「行きたい!」と強く思う気持ち

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日本海(新教育紀行)

子ども本人が受験での合格を望むならば、

勉強が
大好き!

でなくても、

勉強は
嫌いではないけどさ・・・

くらいにはなって欲しいです。

そして、一科目で良いので「好きな科目・分野」が出来て欲しいです。

まずは「好きな分野」からで良いでしょう。

「好きな分野」があると、「好きな科目」に成長する可能性があります。

そして、「好きな科目」は得意になる傾向が非常に強いです。

さらに、中学受験以降も「好きだから勉強する・学ぶ」ので伸びるでしょう。

あまり中学受験で無理をさせると、後で問題が起きることがあります。

仮に中学受験が上手く成功しても、その後の中学高校で「あまり学力が伸びない」可能性があります。

「いつから塾に行くのか」は「どのレベルの学校を志望するか」によって大きく変わるでしょう。

ここで、「レベル」を具現化するのが「偏差値」となります。

うちの子の偏差値では、
志望校はこのくらいの「ランク」か・・・

と、偏差値を基準に考える方も多いかも知れません。

最近の受験の動向・色々な情報を見ると、難関〜最難関校を目指す子どもの親は

少なくとも、
4年生からは塾に行かせよう!

と考える方が多い様に思います。

ここで大事な視点が、「4年生から行く」ことが「合格に繋がる」ではないです。

そして、「6年生から行く」ことが「合格に至らない」でもないのが現実です。

個人的には、4年生までは助走期間で「5年生くらいから塾行って、ダッシュ!」がベストと思います。

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運動会(新教育紀行)

「それだと、入れる塾・教室が限られてしまう」実態もあるかも知れません。

ならば「入れる塾に」とも思いますが、教室の家からの距離等もあります。

ここは、各ご家庭で考えることです。

志望校の選択に関しては、

学校の選択は
子ども自身が決めるべき!

と言う声があり、筆者はその通りだと思います。

筆者は武蔵中学を受験しましたが、小学校五年生くらいの時、記念祭(文化祭)を訪問した際、

この学校の
雰囲気は好きだな・・・

と思いました。

「志望校は本人が決める」のが望ましいですが、親がある程度絞って、

このX中学とY中学、Z中学で、
どこが一番楽しそう?

そうだね・・・
なんか、Yが良さそうかな・・・

「子ども自身の感覚」で選んでもらうのも良いでしょう。

「親が決めた学校」でも、子ども本人が

この学校に
行きたい!

私は、この学校の
お姉さんたちと一緒に学びたい!

ならば、「自分で選ばなくても良い」と思います。

大事なことは、子ども自身が、

第一志望校に
ぜひ入学したい!

どうしても、
あの学校に通いたい!

と強く思うことです。

合格するためには、「その志望校が望むレベルの学力」が必要です。

その「学力を試験当日までに身につける」ために、

毎日少しずつ
学力上げよう!

今日はここを学んで、
理解しよう!

少しずつ合格というゴールに近づく姿勢が良いでしょう。

この時、必ずしも

とにかく
偏差値を上げよう!

と考えず、

学力上げて
志望校に合格しよう!

と思う姿勢が大事です。

「中学受験での成功」のみならず、子ども本人の長い成長を考えて、

うちの子は
この塾に〜年生から行かせようか・・・

通塾開始時期と塾を親が決定し、その後は、子ども本人が、

よしっ!
頑張って勉強しよう!

もっともっと
勉強して、成績上げよう!

ゴール(合格)目指して、着実に走り続けるのが最善と考えます。

新教育紀行

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