いつから塾に通うのが良いか〜親子共にポジティブに向かう中学受験・子どもの個性や思考性を尊重〜|子どもの入塾時期1・子どもの教育と中学受験

前回は「塾にかかる多額の費用と子どもの気持ち〜塾で出来る新しい友達・広がる子どもの世界・親が望む費用対効果と受験・初志貫徹する姿勢〜」の話でした。

目次

いつから塾に通うのが良いか

新教育紀行
空と雲(新教育紀行)

今回は中学受験で塾に行く場合、「何年生から行かせるべきか」の話です。

中学受験の低年齢化が始まったのは、いつ頃からでしょうか。

僕が受験の入塾時期の「異常な低年齢化」を感じた話を書きました。

感覚的には、2010年頃から低年齢化が進んだと思います。

ちょうどその頃は少子高齢化がさらに進んだ時期で、塾側の戦略もあったでしょう。

多くの親は「小学校4年くらいから」子どもを塾に行かせているのでしょうか。

受験界では「小4からのガチ受験」と「小6からのゆる受験」と言われている面があるようです。

そして、最近の状況は「第三次中学受験ブーム」になっていると聞きます。

この中、多くの親は、

中学受験を
考えているけど・・・

うちの子は、いつから
塾に通わせるのが良いのかな・・・

と考えていると思います。

実際には、「いつから」というのは子ども次第であり、「いつからが良い」には答えがないと考えます。

親子共にポジティブに向かう中学受験

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武蔵中学・高校のかつての校舎(新教育紀行)

親子共にとても大変な中学受験。

莫大な時間・エネルギー・費用が、中学受験には費やされます。

親子共にポジティブに取り組んだ方が精神衛生上も良く、本人の志望校合格も近づくでしょう。

中学受験するメリットとして「教養」と「勉強する姿勢」が身につくことが挙げられます。

それは一面に過ぎないと思います。

教養といっても、小学生の時期に無理に沢山知らなくても良いでしょう。

「物事をたくさん知っている=教養が高い」とは限らないです。

「ポジティブに」と考えたい中学受験ですが、実際は子ども本人・親・あるいは他の方も含めて、大変です。

多大なエネルギー・時間・コストがかかる中学受験。

この中学受験には、現実として「ネガティブな要素が非常に多い」のも事実です。

「塾に行かせ始める時期がいつか?」は、各ご家庭にとって非常に大事な問題だと思います。

子どもの個性や思考性を尊重

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公園の樹木と太陽(新教育紀行)

「いつから子どもを塾に通わせるのが良いか」という課題。

これは各子ども・ご家庭次第で「答えはない」のですから、親がよくお考えになるのが良いと思います。

〜さんのところの
子どもは、もう塾に行っているみたい!

うちの子も
通わせた方が良いのかな・・・

他の家庭の子どもの動向が、気になる方もいらっしゃるかもしれません。

場合によっては、「小学校一年生から塾へ通う」方も多い中、通塾の開始時期は実に多様です。

この中、親が持つべき姿勢は、

他の子は他の子!
うちの子はうちの子!

という姿勢が最も大事であると考えます。

子どもの個性や思考性を尊重するのが良いでしょう。

塾と子どもの相性も非常に大事です。

この塾は
なんか好きかも・・・

という塾で学ぶことが、子ども本人にとって大事でしょう。

対して、

この塾の
雰囲気は、あまり好きでない・・・

と子どもが感じるならば、その塾はやめた方が良いでしょう。

個性はそれぞれで、それぞれの子どもが「どのような個性のある学校に行くか」もそれぞれだと思います。

親御様が「うちの子はうちの子」という強い気持ちを持つことが、子ども本人も安心するでしょう。

そして最終的に、志望校合格という良い結果をもたらすでしょう。

新教育紀行

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