前回は「素晴らしい中学校とは」の話でした。
ある科目・分野を得意になる大事さ
今回は、「ある科目・分野を得意になって、自信を持つ」話です。
中学生・高校生になると、子どもそれぞれに様々な個性や指向性が出てくるので、
僕は数学が好きだけど、
国語はちょっと・・・・・
私は英語が大好きで、
たくさんの海外の人と話したい。
でも、
理数系はちょっと苦手・・・・・
など、それぞれの好き・嫌い、得意・不得意が明確になります。
例えば、
古文が
性に合わなくて・・・
という方も、学校の授業・定期試験は乗り越えなければなりません。
嫌いな科目は、結局後に残らないので「意味がない」という考え方もあります。
一方で、学校側としては文科省の義務教育の規定は、従わざるを得ません。
「ほとんど後に残らない」興味がない、嫌いな科目。
それでも、小学生・中学生・高校生が「学ぶ姿勢を身につける」プロセスこそが大事なのでしょう。
得意な科目・分野と個性
基本的な学びの一つとして、学校ごとのカリキュラムに応じて、思春期に勉強に励む経験も大事と考えます。
中学入試〜大学入試が、もっと「得意な分野が学力に反映される」方式だと「個性を活かす」姿勢になるでしょう。

中学受験生の6年生の皆さんは、それぞれのやり方で一生懸命勉強していることでしょう。
おそらく、全ての科目の全分野を「満遍なく」勉強している方が多いと思います。
それも良いと思いますが、少し得意科目・好きな科目に偏ってみても良いでしょう。
例えば、算数が好きな方は、算数をもっと磨いて得点源にする、など。
算数は、大抵の方が得意・不得意分野がありますから、
僕は、比の問題は
得意だよ!
という方は、比の難問に取り組んでみましょう。
難しい問題は、
出来ない問題もあったけど・・・
勉強したら、
もっと自信ついたよ!
と「自信を持つ」ことは非常に大事です。
自分なりの強みを持つ大事さ
私、図形問題はパズルみたいで
結構好き。
という方は、色々な図形問題をどんどんやってみましょう。
図形問題やるのは、
楽しい。
どんどんやってみると、
新しい発見がある・・・
なんでも解ける
気がする。
ある科目、あるいは特定の分野だけでも、
ここは
大丈夫!
この分野は
自信あるわ!
という「自信」は「志望校合格への強い気持ち」につながります。
それぞれの個性にもよりますので、親が子どもと相談するのが良いでしょう。
「自分なりの強み」を持つことは、試験に非常に強くなり、合格の可能性が高まるでしょう。