「自分の好きな科目」が自然と見つかる学び〜得意科目の発見と学びの進化と深化・英語の入学式と卒業式・OrientationとCommencement=始まり〜|中学・高校での学び3

高前回は「小学校の学びから中学校の学びへの変化〜受験期との成績・中学校で学ぶ科目と内容・中学受験の学びとの連続性・中学三年生の頃に大きく変化する成績・学問が佳境へ〜」の話でした。

目次

「自分の好きな科目」が自然と見つかる学び

新教育紀行
空と雲(新教育紀行)

中学1〜2年は、部活などもやりながら「新しい中学の生活」を楽しむのが良いでしょう。

中学3年〜高校1年頃に、数学でも物理でも英語でも「自分の好きな科目」ができることが望ましいです。

男子中学生

数学が
なんだか楽しいな・・・

女子中学生

英語を毎日勉強して、
もっともっと分かるようになりたい!

「好きな科目」は、どんどん自発的にやるので、「得意科目」になることが多いです。

「自分の好きな科目」が自然と見つかる学びが最も望ましいでしょう。

男子中学生

自分が好きな科目は
なんだろう?

無理に考えない方が良いでしょう。

そして、「どの科目を好きになるか」は、それぞれの方次第と考えます。

その子の個性が、大きく影響するでしょう。

そして、それぞれの方の個性に応じて、自分で、

男子中学生

物理が、
すごく面白いぞ!

女子中学生

物質が変化したりして、
化学がとっても面白い!

このように興味を感じて、「自ら調べて、自ら学ぶ」姿勢がつくと良いです。

得意科目の発見と学びの進化と深化

新教育紀行
科目・分野の四天王(新教育紀行)

得意科目が一つでもあると、大学受験突破に大いに有利になります。

そして、将来の自分の進む道が、ほのかに見えてきます。

男子高校生

物理が好きだから、
将来は物理に関する仕事か、研究も楽しそう!

女子高校生

英語が好きだから、
英語の仕事か、留学したい!

そういう姿勢を持つことが、中高生にとっては最も大事だと思います。

中高生の時に考えた、自分の将来像は大学に入学後変化するかもしれません。

男子高校生

将来は〜に
なりたい!

このように「自らの将来像を考える」ことは大事です。

高校受験のある方は、中学2年生くらいから試験の成績が気になるでしょう。

高校受験のない中学生は、特に中学1,2年は、あまり点数を強く意識しすぎない方が良いでしょう。

「成績を上げること」を念頭に頑張ることは大事ですが、「点数を意識しすぎない」です。

男子中学生

点数、点数・・・・・
もっともっと点数を・・・

こう考えていては、ただ「テストで高い点数を取るために勉強している」ことになります。

大学受験までは、このような姿勢で「高得点を突破」でも良いかもしれません。

ところが、そういう姿勢が身についてしまうと、大学進学以降に大きなデメリットになるでしょう。

子どもと日の出を実体験する話を、上記リンクでご紹介しています。

英語の入学式と卒業式:OrientationとCommencement=始まり

新教育紀行
東京大学(Wikipedia)

一発勝負の大学入試のみを考えると、この

男子高校生

点数、点数・・・・・
もっともっと点数を・・・

この姿勢は、効果が高い面があるのは事実です。

高い点数さえ取れば、良い(偏差値が高い)大学に合格できるからです。

文字通り「点数だけ」で合否が決まるからです。

男子高校生

とにかく、大学受験で
良い成績を!

こう考える方もいらっしゃるかもしれませんが、海外の大学進学を考えてみましょう。

本来、大学入学はゴールではなく「大いなる学問への入口」であります。

英語では、大学の卒業式が「Commencement=始まり」です。

まさに「卒業して始まる」意識が言葉にも表れています。

英語と同じ・類似単語が多数あるフランス語は「Commencer=何かを始める」です。

女子高校生

入学式は
英語でなんというの?

入学式は、Orientationと言います。

日本の大学受験は、「大学に合格すること」が最終ゴールの傾向が強いですが、本来はスタートです。

大学の入学式と卒業式:英語

・入学式:Orientation

・卒業式:Commencement=始まり

それぞれの学校のカラーに合わせた教育を楽しみにしながら、

男子中学生

こういう勉強って
面白いな・・・

それぞれのカリキュラムを楽しんでみましょう。

武蔵中高は、レポートが非常に多い学校でした。

とにかくレポート、レポート。

武蔵中高生の筆者

また
レポートか・・・

武蔵中高生の筆者

また、来週も
レポート・・・

最初は大変でしたが、

武蔵中高生の筆者

レポート書くのって、
楽しいぞ!

当時、中学生の頃、筆者はレポート書くのがだんだん楽しくなってきました。

レポートが非常に多いのは「武蔵のカラー」であり、各学校それぞれカラーがあります。

中学1〜2年生の間は、テスト優先の姿勢ではない方が個性や独自性が強くなるでしょう。

そして、長期的に視点で学力が上がり、将来に向けて良い思考が成長するでしょう。

様々なことにトライする姿勢こそが、将来大きく成長する子どもに育つと考えます。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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