EGWグループ中学志望の方へ 〜「公式を理解する」姿勢・「基本的過ぎる」ことをしっかり理解・立体図形・厚紙の立体を目で見て、手で触れて理解〜|中学への算数8月号

前回は「Wグループ中学志望のお子様へ 12」の話でした。

目次

「公式を理解する」姿勢

先月号まで、E,G,W各グループごとに、おすすめの問題・考え方をご紹介しました。

今号は、全体的な流れと、勉強への姿勢・方針のお話をします。

塾などの教材もあるでしょうし、あまり沢山の問題をやろうとはせずに、何題かでも良いでしょう。

得意・不得意分野は、それぞれのお子様によりますので、気になる問題をやってみましょう。

今号のテーマは、「図形と比」で非常に大事な分野です。

図形問題は、日々の演習で、かなり多岐にわたる問題が採用されています。

特に、「要点の整理」は「公式を理解」しながら、しっかり取り組みましょう。

「線分比と面積比」など、図形の様々な公式的考え方がまとまっています。

もし、「説明できない公式」があったら、「なぜ、そうなるのか?」を、しっかりと学びましょう。

たくさんの問題を
解かないと!

と焦る気持ちは、誰しもあります。

たくさん問題やることも大事ですが、算数は一題一題しっかり学んで、考え方を身につけましょう。

理科で、基本的な考え方をご紹介しています。

「基本的過ぎる」ことをしっかり理解

今、ご紹介している話は「基本的過ぎる」かもしれませんが、基本をしっかり理解している事が、最重要です。

「基本をしっかり理解している事」が、応用問題を解けるようになる第一歩です。

ささっとやらずに、出来なかった問題は、図形問題なら図形をしっかり描きましょう。

比の問題なら、解答の棒グラフや面積の絵、などをしっかり描いてみましょう。

上の記事は、「直前期」の話ですが、夏休みくらいから、この姿勢で「しっかり学ぶ」姿勢を身につけましょう。

秋以降に、ググッと成績が上がるでしょう。

立体図形:厚紙の立体を目で見て、手で触れて理解

今号では、「立体工房」で「穴の開いた立方体」が付録付きで掲載されています。

最難関校志望の方は、ぜひ、付録の立体を見ながら、学んでみましょう。

この問題は、結構難しいです。

東大・京大合格者に、小学生が取り組む時間と同じ時間で解いてもらったら、完答できるのは半分以下でしょう。

えっ。
そうなの?!

東大生が出来ない問題じゃ、
出来なくても仕方ないわ。

中学受験の算数は、数学よりも難しい問題が、結構あります。

ある程度、学力に自信のある方は、この問題をしっかり考えてみましょう。

基礎力のある方は、こういう問題を時間をかけて、じっくり考えると、ジワジワとしっかり学力が伸びます。

基礎力確保を優先する方は、要点や日々の演習の数題を、しっかりと習得しましょう。

新教育紀行

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