前回は「合格の秘訣〜丁寧に考えよう〜」でした。
丁寧に考えて、「解く鍵」をきちんと理解する大事さの話でした。
出題者はこの「解く鍵」をうまく工夫して「学力を測ろう」としているのです。
丁寧に考えることは、この鍵にも気づきやすくなります。
問題文に記載された数字や状況を「しっかり」把握して進みましょう。

問題文に明確に書かれていない「鍵」があることもあります。
問題6では、整数問題の倍数の考え方が大事でした。
この問題の重要な鍵は「16:15」と「21台」となりますが、明確に書かれていない「6」学年も非常に大事です。
「各学年」を考えて立式してゆく過程で気づく可能性が高まります。
こういう大事な鍵にもしっかり気づいて、考えるようにしましょう。
時間に追われて焦る気持ちは誰しもありますが、バスの代わりに箱を書いて「状況を描いてみる」のも良いでしょう。
そういう時間が「もったいない」と思ってしまうところですが、「解ける可能性が出てくる」事も大事です。
うまくバランスとって、冷静に試験に臨みましょう。
焦らずに丁寧に解いて、着実に合格点を取りましょう。