中学受験の方へ〜良問の宝庫「中学への算数」・算数を学ぶ具体的目標「今年の1題」・「1題でもやってみよう!」という気持ち〜|中学への算数

前回は「様々な視点から考える大事さ〜類似の解法や考え方を展開・思考力を増強・「軸となる考え方」を意識・親も子どもと一緒に学ぶ・図や絵を一緒に描いてみる〜」の話でした。

目次

良問の宝庫「中学への算数」

新教育紀行
空と雲(新教育紀行)

今回は「中学への算数」最新号4月号をもとに、中堅校〜最難関校を受験する受験生へのご紹介です。

「中学への算数」4月号は特集「必須手法の紹介」です。

良い問題がたくさんあるので、ぜひお手元にお持ちください。

算数を学ぶ具体的目標「今年の1題」

新教育紀行
動く図形の問題(新教育紀行)

後半には麻布・栄光学園・桜蔭等の「今年の1題」が掲載されています。

各校から、それぞれの学校に詳しい方々が1題を選び、詳しい解説とコメントが掲載されています。

掲載校志望の受験生は、非常に大事です。

ぜひご購入頂き、「自分の受験校のページだけ」でもご覧ください。

面白いのは「ただ解法が描かれている」のではなく、その学校の出題傾向が表現されている点です。

「出題傾向」は変わることもあるので、意識しすぎる必要はありませんが、

僕の志望校は、
こういう問題が出題されるんだ・・・

こう感じるだけでも、「何を目標に自分が学べば良いか」の具体的目標がわかるでしょう。

中堅校程度のレベル志望者方も、非常に大事な問題が多くありますので、ご購入をオススメします。

「1題でもやってみよう!」という気持ち

新教育紀行
島原の乱(Wikipedia)

手元の参考書や塾のテキスト等、やることも多いと思います。

算数は塾の
テキストだけで、手一杯・・・

理科や社会も
暗記しなければ、ならないことが多いし・・・

うまく時間を作って「何題か」でも取り組むと、大変効果が高いでしょう。

こういうテキストは、

よしっ!
全部やろう!

と考えると、とても手が回らなくなって、

とても
無理・・・

と挫折してしまうことが多いです。

そうではなく、

1題でも
やってみよう!

役立つ考え方が
一つでも身に付いたら、OK!

くらいな気持ちが良いでしょう。

自分の志望校以外の学校の過去問もチラッと見てみて、興味が沸いたら取り組んでみましょう。

そして、解けなかった問題は手を動かして、解答を追って理解を深めるようにしましょう。

「目で読むだけ」と大きく異なり、「手を動かして理解」しようとすると、

なるほど・・・
ここがこうなって、そうなんだ・・・

大きく理解が進み、一題をしっかり理解すると数題分になることもあるでしょう。

解説をきちんと理解すると大きな効果が期待できます。

「その一題」が今後、そして試験当日に大きな効果を発揮するかもしれないのです。

近々、具体的な良い問題をお知らせします。

新教育紀行

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