前回は「来年の中学受験へ〜麻布中学の入試問題から〜」の話でした。
算数でも理科でも社会でも、「イメージすることの大切さ」をご紹介しています。
最近、過去の記事のリライトを進めています。
「より分かりやすく」を心がけ、歴史のご紹介の際は、人物に吹き出しで「考えていたこと」「言ったであろうこと」を想像して、ご紹介しています。
例えば、大久保や木戸が廃藩置県を考えていた頃は、

お金の種類が多いと、分からなくなってしまう。
管理するのが大変すぎる。



徳川幕府は、どうやって管理していたんだ?



というか、管理できないで「市場原理に任せていた」だけではないのか?
シンプルにしないと、近代国家にならない



政治・行政からお金などの経済システムに至るまでシンプルに!
全て「新政府直轄の管理」にしなければ。



藩は全て無くして、全ては政府直轄の中央集権化。
これを断行する!
という感じです。
これは「僕の解釈」ですが、よかったらご覧ください。
歴史は「ある程度の事実」がありますが、その背景・真実は「分からない」や「真相は闇」ということも多いです。
「誰が何を言ったか・考えていたのか」は記録に残っていること・ないこと、様々です。
学習まんがでは、これらを著者・編集者が解釈して描いています。


まんがで「誰が何を言ったか」を楽しみながら読んでみましょう。
そうすると、それぞれの個性がなんとなく分かってきて、楽しくなりませんか。
理科でも算数でも、「自分なりに」考えてみて、それを楽しみながら勉強すると、学力が上がるでしょう。
「自分なり」は自由です。
「自分なりに考えるのが大変」だったら、まんがでも参考書でも「書いてあること」イメージを膨らましてみながら、学んでみましょう。
そういう姿勢ができることは、非常に好ましいことです。
楽しく学びながら、少しずつ・着実に学力上がるのを実感してみましょう。