Wグループ中学志望の方へ〜一年後をイメージするためのスタートダッシュ・状況をイメージして立式・解くプロセス・てんびん算・旅人算・簡単な絵を描く〜|中学への算数2022年3月号

前回は「Gグループ中学志望の方へ〜数式にすぐ取り掛かるよりも、「状況をイメージする」こと・状況をイメージする絵を描く・答えを「見る・読む」だけではなく「自分で描くこと」〜」でした。

目次

一年後をイメージするためのスタートダッシュ

中学への算数2022年3月号から、難関中学受験予定の方向けに、算数のレベル・カラーから問題を選びました。

前回書きました通り、解いてみて出来なくても良いです。

一年後をイメージするためのスタートダッシュとお考えください。

中級等は「一年後のお子様」を基準としていることを想定ください。

p3初級問題(1)6

図形の基本的問題です。

問題文に描きこむのも良いですが、自分で図形全体を描いて考えてみましょう。

p5初級問題(2)4

流水算の基本的問題です。

すぐに立式するのではなく、斜めに線を描いて、

こちらがAで、
上流がBで・・・

と、絵に描くようにしましょう。

下流から上流は、
川の速さが引かれて・・・

と理解していても、その状況をイメージするようにしましょう。

状況をイメージして、立式:解くプロセス

p7中級問題(1)6

「買い物をして〜」という比の定番問題です。

状況をきちんと整理して、棒グラフなどを描きながら考えましょう。

数式にすぐ取り掛かるよりも、「状況をイメージする」ことが大事です。

「すぐに立式」ではなく、「状況をイメージして、立式」というプロセスを大事にしましょう。

p9中級問題(2)4

正六角形の基本性質が大事な問題です。

絵を描いて、考えましょう。

p9中級問題(2)5

整数・倍数の基本的事項が分かる良い問題です。

丁寧な誘導に従って、丁寧に考えましょう。

4クラスや男子・女子などをイメージする絵を描くと良いでしょう。

「日々の演習」は「毎日やる」構成ですが、自分で問題を選んでやってみましょう。

p22 3月1日

シンプルな問題で、イメージしやすいです。

棒グラフを書いてみて、整理しながら考えましょう。

てんびん算・旅人算:簡単な絵を描く

p23 3月3日

食塩水の頻出タイプの問題です。

「食塩水」といえば「てんびん算」です。

コップの絵を描いて、

食塩水があって、
水と食塩が・・・

と、丁寧に考えると良いでしょう。

p23 3月4日

旅人算で、太郎・次郎が「歩く様子」を、絵に描いてみましょう。

すると大事なポイントが見えてきます。

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p24 3月8日

旅人算で、状況を把握してグラフを描いてみましょう。

理科の実験問題にも応用できる、面白い問題です。

発展問題(算数が得意で、余裕のある方)

p44 第2問

正六角形が二つ出てくる面白い問題です。

答えを見て理解するだけではなく、「自分で描くこと」が大事です。

以上を取り組んでみて、他の問題は「気になったらやってみる」で良いです。

上記問題の解答をきちんと理解できたら、本号は「一区切り」で良いでしょう。

また見る機会あるので、受験が終わるまで持っておきましょう。

新教育紀行

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