習字に打ち込んだ山崎直子〜大いに役立った「習字の素養」・「何かに打ち込む」大事さ・「将来役立つか」より「好きだから」・公立中学進学へ〜|山崎直子10・小学生・エピソード

前回は「三つの習い事で勤勉を身につけた山崎直子少女〜子どもにとっての「習い事」・文化を体感する大事さ・理想的教育・「習い事」で身につける学びへの姿勢と成長〜」の話でした。

宇宙飛行士 山崎直子(Wikipedia)
目次

習字に打ち込んだ山崎直子:大いに役立った「習字の素養」

硯(WIkipedia)

小学生の時に、習字を習っていた山崎少女。

私はとても習字が好きで、
得意になりました!

大変上手で、金賞をとったこともあるようです。

「好き」という気持ちは大事なことです。

「習字が上手」で「字がうまい」ということは、とても良いことです。

メールなどで「手書きの文書・手紙」を見る機会が減りましたが、綺麗な字を見ると、

とっても
綺麗な字だな・・・

誰しも、「綺麗なもの」や「美しきもの」を見ることは楽しいことです。

「字が上手」だけでも、大いに役立った山崎少女。

この「習字の素養」は、のちにさらに非常に役立ちました。

宇宙飛行士の応募条件において、

日本人の宇宙飛行士として、
ふさわしい教養等を有すること・・・

という規定がありました。

この条件に対して、「習字の経験・能力」は正に「うってつけ」でした。

「習字の高い能力」は、
日本人としての教養としてバッチリ!

それは、「適度な自信を持つこと」にもつながったでしょう。

「何かに打ち込む」大事さ:「将来役立つか」より「好きだから」

新教育紀行
ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド(Wikipedia)

のちに、大いに役立った習字の素養。

小学生の時は、このような役立ち方は「思いもしなかった」でしょう。

やっている時は、
意識しなくても・・・

後につながってくることも、
あるんですね。

むしろ、小学校から高校生くらいで、

これをやることは
将来役立つだろう・・・

と考える必要はなく、「自分が好きだから、やる」気持ちの方が良いでしょう。

一芸に打ち込むことは物事を見る視点が深くなり、非常に高い能力となると思います。

松井秀喜 選手(Wikipedia)

ホームランを打ちまくり、米大リーグでも活躍した松井秀喜。

心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる。

松井秀喜の言葉

心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。

この言葉が言えるのは、松井が「ひたむきに野球に取り組んだから」でしょう。

習い事をしている、小学生〜高校生には、ぜひ「一生懸命に何かをやってみる」を実行して欲しい。

その経験が、どのような形で実を結ぶかは「未来にならないと分からない」でしょう。

そして、その経験は、非常に大きなものになるのでしょう。

公立中学進学へ

新教育紀行
プール(Wikipedia)

中学受験をしなかった山崎少女は、そのまま学区の中学校へ進みます。

通っていた
小学校の近くなので・・・

中学生活は、
小学生活の延長のような感じでした。

中学受験をしなかった分、自由な時間がたくさんあった山崎少女。

習い事・読書をたくさんして、考えることから「思考力」がついたのでしょう。

中学受験をする、しないは、人それぞれの考え方ですが、本人にとっては良かったのでしょう。

仮に中学受験をしたとしても、同じように宇宙飛行士になったかもしれません。

「小学校の延長」だったため、中学一年生は「小学七年生」のような感じだったかもしれません。

中学受験をすれば、大抵は電車で通うので環境はガラッと変わります。

「環境の変化」は良いことですが、その「環境」は、学校のカラー・理念によって、大きく変わります。

公立校は、それほど強いカラー・理念がないため、本人の個性が活きる面もあるでしょう。

どちらが良いかは、子ども本人には分からないことでしょう。

カラーの強い中高に行けば、それに染まり、その上で個性が築かれるのでしょう。

カラーの強い武蔵中高に通っていた僕は、

レポートばっかりで大変だけど、
「書く」ことは好きになった!

「武蔵の土台」の上に、僕らしさを築いてきたと思います。

中学受験して進学する方にとって、大事な通う中学校の校風・カラー。

それは、子どもにとって「偏差値や大学進学実績よりも大事なこと」と考えます。

特に中高一貫校を中学受験する方は、「中高六年間通う学校」かもしれない校風・カラーに対して、

僕の志望校のA中学校の
こんなところが好きだから・・・

ぜひ合格して、
通学したい!

という気持ちを持つと、大きな合格への推進力となるでしょう。

新教育紀行

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