不安な気持ちから「合格できるはず」と信じる気持ち〜松井秀喜「心が変われば、行動が変わり、運命が変わる」・合格へ向かう強い気持ち「心を変えて、運命を開く」〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「「合格できる」と思う強い気持ち〜世阿弥「初心を貫く」・初心忘るべからず・挫折をよしとする気持ち・西郷隆盛の二度の島流し・志望校合格への強い気持ち〜」の話でした。

目次

不安な気持ちから「合格できるはず」と信じる気持ち

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受験期後半〜直前期の時期は、誰しも、

僕、合格できるかな?
ひょっとしたら・・・

「ちょっと不安になる」ものです。

中には、模試の成績が極めて良くて、

僕は絶対に
合格できるんだ!

という確信を持っている方も少数派ながらいるでしょう。

そういう「強い確信」を持っている方は、せいぜい10%程度と考えます。

強い精神力を持った小学生〜高校生は、それほど多くはないでしょう。

資格試験などの直前は、大人だって不安なものです。

今年こそ
資格を取らなければ・・・

大学生〜社会人の方が難関の資格試験を受験する際は、とても緊張します。

誰しも緊張する中、

私はこれまで
頑張ってきたから・・・

きっと、きっと
合格できるはず!

と強い気持ちを持つことが大事です。

偉業を成し遂げた方の言葉を参考に、落ち込みそうになる気持ちを乗り切りましょう。

松井秀喜「心が変われば、行動が変わり、運命が変わる」

松井秀喜 選手(Wikipedia)

元巨人軍で米国大リーグへ行った松井秀喜選手。

松井の、あのホームランを打ちまくる姿。

とても格好良く、武士のような姿に感銘を受けます。

松井秀喜は、下記のようなことを言っています。

心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる。

松井秀喜の言葉

心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。

これは非常に深い言葉です。

何事も全ては「心次第だ」ということです。

「心→行動→習慣→人格→運命」と、

心次第で
運命が変わる!

と松井秀喜は言っています

人生そのものにおける「極めて大事な姿勢」と思います。

これは言われてみれば当然のことかもしれませんが、この気持ちをしっかり持つことは難しいです。

こういう「基本的姿勢」を確立することは、本来は長い年月が必要でしょう。

ずっと、ずっと
野球ばかりやり続けてきた・・・

という松井ならでは「分かること」があり、「悟り」に近いことなのでしょう。

合格へ向かう強い気持ち:「心を変えて、運命を開く」

新教育紀行
空と雲(新教育紀行)

この言葉で大事なポイントは、

心が
変われば・・・

と「心が変わる」ことが最初です。

「心変える」ではなく「心変わる」ということは、「心」が主人公です。

本来「心を持つ」のは本人ですから、「心変える」と「心」が目的語であるべきかもしれません。

そこをあえて、


変われば・・・

と「心」が主人公にしている松井の言葉。

おそらく、これは

「心を変える」ではなく
「心が変わる」ような姿勢が最上なのだ!

ということなのでしょう。

「心変える」ことは簡単そうで難しいことかもしれません。

それが「心変わる」という状況は、「考えて実行する」ことではなく「心自然と変わる」ことです。

これには、長い長い修練の時間と経験、そしてひたむきな思いの持続が必要でしょう。

「一つのことをやり続けて、ある非常に高いレベルを超えた方」は、何かを悟るのでしょう。

そうなるためには、一生かかる可能性もあるでしょう。

この「運命が変わる」プロセスにおいては、「習慣や人格が変わる」という大事なことがあります。

この松井の言葉は、小学生〜高校生の受験生のみならず、大人にとっても非常に深い言葉です。

でも、もう受験の本番はちょっと
先だから・・・

人格は
変わらないと思うけど・・・

中学受験生〜大学受験生は、「習慣が変わる」「人格が変わる」ほど時間はありません。

そこで、下記のように少し省略して考えてみましょう。

心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、運命が変わる。

こう省略してしまうことは、松井の本心ではないでしょう。

「短期間の受験用」にすると、「心→行動→習慣→人格→運命」は「「心→行動→運命」となります。

いずれにしても、まず大事なことは「心」です。

今まで頑張ってここまでやってきたことは、立派なことです。

少し落ち込みそうな気持ちになったら、

えいっ!
大丈夫!

と心を変えてみましょう。

心が前向きになれば、行動もまた前向きになって、

もう少しで
もうちょっとで・・・

もう少しで、
行きたい中学校(高校・大学)へ行けるんだ!

と勉強してみましょう。

もう少し、受験用に変えさせて頂くと、

変われば、行動が変わる。
行動が変われば、運命を開く

「心変わる」のは長い時間と修練が必要ですから、短期間では「心変える」しかありません。

そして、時間が少ない中では、もう少しで「運命を開く」と考えるのが良いでしょう。

運命を開いて、

4月から
私の志望校へ行くんだ!

と思って、残りの日を着実に過ごしてゆきましょう。

模試の成績が良くて「自信を持っている方」も、最後の最後まで力を抜かずに全力で駆け抜けましょう。

これまでと同じようにしてゆけば、
合格できるはずだから、最後まで頑張る!

そして、模試の成績が「もう少し」の方は、

模試は「もう一つ」だったけど、
似た・同じ状況なら、確実に良い点取れる!

と模試の結果を活かして、本番に臨みましょう。

これまでの勉強を総合して、合格へ向かう強い気持ちを持つこと。

それが、最も大事な姿勢であり、当日の学力を最大限発揮することがベストです。

新教育紀行

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