前回は「第一志望校の最終決定と模試の合格判定〜第一志望校合格の期待値「未来期待値」・合格判定が厳しい時・期待値の概念と宝くじ〜」の話でした。
最も大事な算数:合否を分ける算数
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志望校をある程度決める際に、受験生自身の個性と志望校のカラーの相性が最も大事です。
とにかく、成績を
上げなければ!
もっともっと
偏差値を上げないと・・・
とにかく、「成績・偏差値を上げる」ことに専念する受験生本人たち。
それは「点数で合否が決まる」以上、当然のことでしょう。
1年弱の受験生の間、受験生・親は一生懸命伴走されることでしょう。
まずは算数を少しでも得意にしましょう。
受験界でよく言われる「合否を分ける算数」という言葉。
どこを受験するにしても、受験において「算数を得点源にできる」のが望ましいです。
算数は、
そんなに得意じゃなくて・・・
「算数があまり得意でない」方も、算数は出来るだけ得点アップするようになりましょう。
算数を得意になる勉強の仕方
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多くの科目の中で、算数は最も「学力が反映される」科目です。
さらに、図形・ニュートン算・消去算・旅人算・・・・・など、多数の考え方があります。
何をどこから
勉強したら良いのか・・・
たくさんの「考え方・解き方」があり、それぞれの「考え方・解き方」に関する膨大な問題があります。
問題数が
沢山ありすぎて・・・
「基本を固める」には、まずは基礎的考え方を習得することを最優先します。
そのためには、「問題を解いて、解き方・考え方を実践的に学ぶ」のが最も近道でしょう。
ある程度基礎力ができたら、応用問題を解きますが、この問題は非常に多岐に渡ります。
そこで、「解く問題数を優先」よりも「しっかり理解する」方針にしましょう。
少なくとも「算数で他の子に差をつけられる」状況にはならないように、取り組んでみましょう。
塾に行ったり、さまざまな参考書・問題集に取り組む際は、
沢山やれば、
点数が上がる!
ではなく、
しっかり、ちゃんと
理解しよう!
を軸にしましょう。
「中学への算数」で理解力アップ
![新教育紀行](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/s11_108m-1024x724.jpg)
今日は「中学への算数」の話です。
この本をお薦めする話を書きました。
中学受験算数の本を様々見ましたが、中学受験算数の最高の書籍でしょう。
この本を超える参考書・問題集はありません。
「算数が得意な人向け」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
非常に幅広い内容で、中堅校〜最難関校志望の方に大いにお役に立ちます。
詳しくご覧になったことがない方は是非一度お求め頂き、本人に取り組んでもらいましょう。
本人か親がご覧になって、
うちの子には
合わない。
と考えたら、他の本にしましょう。
「合う・合わない」は大事なことです。
これ、
全部やるの?
参考書や問題集を前にすると「全部やる」ことが前提になりがちな受験生。
大事なことは、「解く問題数を増やす」ではなく「理解力を上げる」です。
月刊「中学への算数」の問題数は、非常に多く「全部やる」のは事実上困難です。
そこで、
一題でも良いから
やってみよう!
と考えて取り組んでみましょう。
そして、その「一題の考え方」から、
ああ、この考え方
結構いいかも・・・
という考え方・解き方が一つでも習得できたら、とても良いことです。
このように「小石を積み上げるように着実に」学んでゆけば、算数は出来るようになります。
次回は下記リンクです。