前回は「てこの応用 3」の話でした。

棒の反対側が「机に乗っかっている」状況を考える話でした。
目次
「釣り合うこと」を考えよう
これでは、棒と机のつながる点には、棒の「残りの重さ」が下向きにかかります。
そうね。
でも、これだけだと・・・
棒と机のつながる点が、釣り合ってないわ。
そうだね。
「上向きに同じ力」がないと、釣り合わないけど・・・
「はかり」とか、何もないから、力はないよね。
何か、ないでしょうか?
あっ!
あるわ!
机よ!
そうだけど、机は何もしてないよ。
力は、かからないんじゃないの?
「釣り合いがイメージ」できて来ましたね。
釣り合いをイメージ
机から「力がかかっている」状況でないと「釣り合わない」のです。

そのため、「棒は机から、反対向きに同じ大きさの力を受けている」ことになります。
???
なんか、分かったような、
分からないような。
これは、中学生の物理の範囲になるかも知れません。
具体的には「垂直抗力」と呼びますが、名前など具体的なことは覚えようとせず、中学以降のお楽しみにしましょう。
ここでは、「この力がないと、釣り合わない」というイメージをしっかり持ちましょう。
分かった気がするけど・・・
唐突なので、「分かった!」というのは難しいです。
「難しいこと」なので、「しっかり分かる」よりも「なんとなく」でも良いでしょう。
「釣り合うイメージ」をしっかり持ちましょう。
「なんとなく」でも、イメージする大事さ
「しっかり理由を理解すること」が理科では大事ですが、「全てをしっかり理解する」ことは難しいことです。
それよりも、少しあやふやでも「ある程度イメージして理解」を目指しましょう。
次回は、棒と机のつながる点を考えます。