前回は「「一緒にどこに行こうか?」と子どもと相談しよう 」の話でした。

本屋さんや図書館に、子どもと一緒に行って「本に触れる機会」を持つことは貴重です。
「本を読むことの大事さ」は、昔から言われていますが、山崎直子さんも具体的な効果を紹介しています。
ネットが便利になって、僕たち40代の人間が小学生〜高校生の時には、信じられないほど便利になりました。
欲しい本は、「ネットで買えば、大抵翌日に自宅に到着する」という環境です。
今の子どもたちには、この「特殊な環境」が「当たり前」になりました。
僕たちが小さな頃は、まず、
この本を注文したいのですが・・・
本屋さんにお伝えして、出版社から取り寄せてもらいます。
取り寄せるのに、一週間ほどかかりました。
そして、電話で
ご注文の本が届きました。
と連絡を頂き、本を取りにゆきます。
その為、「欲しい本を得る」には概ね10日ほど、かかったものです。
ネットは便利ですが、やはり子どもには「本を選ぶ」体験をして欲しいです。
自分で選ばないで、大人が「はい。これ読んで」と言っても、「大事に思わないから、読まない」傾向があります。
本人が「選ばないであろう」本は、こちらから与える必要があります。
出来れば「自分で本を取る」姿勢が身について欲しいです。
そこで、「本の価値」を知るためにも、子どもと一緒に古本屋さんに行って見ることをお勧めします。

僕は古本屋さんが好きで、子どもとも一緒によく行きます。
小さな子どもは、ほとんど見かけませんが、子どもも楽しんでいます。
この本
欲しい!
大抵はドラえもんやウルトラマン、恐竜の本ですが、大抵買ってあげます。
この本、
古いの?
これはね、20年前の本だよ。
え?
そうなの。
もっと古い本にも出会えます。
そして、意外と手頃な価格で手に入るので、古本屋さんは面白いです。
お近くにあれば、ぜひ子どもと行ってみましょう。