前回は「「解けない」から「解ける」へ〜成績アップ・記述のポイント〜」の話でした。
模試とは何か
今回は「模試と受験結果」の話です。
今は模試の連続で、子どもも親も大変な時期だと思います。
お子様はスイッチオンになった状態が続き、大変な苦労をしていると思います。
模試、模試、模試
・・・
ちょっと
疲れたかな・・・
読者の親・子どもは、頑張って頂き、志望校合格につなげて欲しいです。
一方で、
とにかく、
頑張りなさい!
と子どもに立て続けに言うことは避けたいものです。
頑張って
いるんだけど・・・
大抵の子供は「すでに頑張っている」のです。
模試には大きく二種類あって、「全校共通型」と「志望校特化型」があります。
四谷大塚の「合不合判定テスト」を取り上げます。
模試の成績は、誰しも気になるものです。
この間の
模試は成績よかった!
前回の模試の
成績の判定が良くなかった・・・
「合不合判定テスト」と「志望校特化型テスト」では、やはり後者の方が比較的精度が高いと思います。
基本的な学力を測定するには、「合不合判定テスト」はちょうど良いでしょう。
模試を受ける際のポイント
模試・テストを受ける際には、下記二つを心掛けて欲しいと思います。
1. 全力を出し切る事
2. 解く問題を上手く選ぶ事

1は「当然のこと」なのですが、この「当然のこと」は意外と難しいです。
「持っている力を全て出し切る」ことが、大事だと思います。
もし試験中になんらかの問題で難航したり、「うまく行ってない」気がしても、
上手く
いかないかも・・・
とは思わず、行きたい学校のイメージを考えて、
もう少し、
もう少し頑張ってみよう!
と考えるようにしましょう。
特に算数は、まずは「落ち着いて」「全体を見渡す」ことが大事です。
はじめ!
と言われたら、まず落ち着いて「スッと」整然とページを開いて、全体を見渡しましょう。
時間内で
どの問題から
解いてゆくか・・・
という自分の方向性を明確にしましょう。
算数(数学)の最初の一問が、小問の集まりである場合。
その場合は、第一問から解いてゆきますが、すぐに解き始めないようにしましょう。
気持ちが
焦るけど・・・
焦る気持ちは分かりますが、試験中は益々焦る傾向があります。
試験開始直後の、まだ比較的精神が安定している状況で、全体を見渡すことが大事です。