前回は「紙の本を読もう 1〜子どもと本〜」の話でした。

子どもと図書館に一緒に行くと、子どもの個性にもよりますが、上記のような「動物・虫の本」が好きです。
こういう本をみると、
実物も見て欲しいな。
と思いますが、都心などでは、なかなか「クワガタムシに出会う」経験も得ずらいのが現実です。
そこで、旅先などで、クワガタムシやカブトムシに出会う「リアルな機会」を作るのが良いですね。
出会った時には、一緒に「じっくりみる」ようにして、「触れる機会」から「触れる経験」にしたいと思います。
ある経験があれば、似たような虫なども、本を読めば
こんな感じかな?
と、子どもは想像します。
こうすることで、「想像力」が鍛えられてゆくと思います。
小さな頃に「図鑑が好きだった」山崎直子さん。
図鑑は大人が読んでも面白いです。

図書館に行った時、子どもが上の「発明の歴史」に興味を持ちました。
「興味」と言っても、ガンダムのプラモデルを作った時のことを覚えていて、
ガンダムの剣みたいなのが
あるよ。
と、「剣」に興味を持ったようです。
この本は、結構レベルが高くて、大人が読んでも十分楽しめ、勉強になる内容でした。
それらの内容を、少しでも「子どもが理解できる」ことが望ましいですが、なかなかそうもいきません。
これなに?
と、蒸気機関などを指差して聞いてきます。
これはね・・・
と本に書いてあることを見ながら、説明してあげます。
この銃かっこいいね。
銃にしても、蒸気機関にしても、仕組みを説明するのは、なかなか難しいです。
「子どもの本」と思わずに、大人も一緒になって読むと、色々と知る機会になります。
先日、学研のロケットを作る話をご紹介しました。
色々なことに、子どもと一緒に興味を持って、本を読んでみる。
図鑑でも虫の本でも、大人も「知らない世界」がちょっと広がり、子どもは「大いに広がる」でしょう。