前回は「おすすめの知育・工作 2〜才能伸ばす・タミヤ楽しい工作シリーズ〜」の話でした。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya220m.jpg)
前回ギアボックスを製作しましたが、ボックスを留める際に「違和感」を感じた話をご紹介しました。
おさまりが悪いながら、ネジでやや強引にとめたギアボックス。
やっぱり、
何かが変だ。
タミヤの模型は、僕も小さな頃にたくさん作りました。
その経験から、「何かがおかしい」と感じました。
理由は分かりませんが、「何か」に引っ掛かりました。
ちょっと、もう一度
ネジを外して、確認しよう。
えっ!
せっかく作ったのに・・・
ごめん。
ちょっと、外してみて。
うん・・・
子どもは明らかに不満そうですが、一度作ったギアボックスのネジを外して、中のギアを確認します。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya221m.jpg)
出っぱった感じを、「ネジで無理に押し込んで」作成しました。
もう一度、
説明書のギアと確認してみよう。
うん。
一緒に確認すると、一箇所ギアの位置が前後していました。
ここが
ちょっと違うね。
外して、
治してみよう。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya222m.jpg)
上の二つの写真で、中央のギアの位置が違いました。
中央にはギア二つをシャフトで通して作成しますが、二つのギアの「奥側が手前」に来ていたのです。
ここが違ったんだね。
そうだね。
治せて良かったね。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya223m.jpg)
この棒(シャフト)を
回してみて。
ギアが回るね。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya224m.jpg)
これで、説明書のギアと同じ状況になりました。
もう一度、
ネジを留めて見て。
今度は、ネジを留める
のが簡単だよ。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya225m.jpg)
きれいにおさまったギアボックスが出来ました。
ここで、気づいて
良かったね。
うん。
出来た!
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya227m.jpg)
続いて「電池ボックス」を作成してゆきます。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya228m.jpg)
電池ボックスの下部に、細長い針金を入れます。
これは何?
これは、
電池のスイッチになるよ。
ふ〜ん。
子どもは「イマイチわからない」感じですが、作成を続けます。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya229m.jpg)
電池のプラス側に針金の一方を差し込みます。
この針金で「スイッチのOn・Off」となります。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya230m.jpg)
可愛らしいモーターをつなげてゆきます。
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya231m.jpg)
電池ボックスにモーターを接続して、
![](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Tamiya233ma-rotated.jpg)
モーターをしっかりと固定しました。
出来たね。
だいぶ出来上がってきました。
今回の製作では、少し「出戻り」がありました。
ギアボックスを作るところで、「ちょっとおかしい」と感じて、一度解体してやり直しました。
その結果、上手くゆきましたが、「おかしい」と感じたまま進んで最後まで行っていたかもしれません。
その場合、「最後からずっと戻って、やり直し」となり、大変なことになります。
算数の図形問題では、「おかしいまま」進むことは少ないです。
「補助線を引く」や「相似形を考える」ことが多い図形問題。
「相似形」など考える過程では、「相似形を間違える」ことは少ないです。
そのため、「おかしいな」という状況で進むことは少ないですが、「進まない」ことが多い図形問題。
補助線には「良い補助線」と「それほど良くない補助線」はありますが、「補助線は一本ではない」のです。
自分で色々と引いてみて、
これがいいかな。
など考えると良いでしょう。
整数問題などでは、「おかしい」と感じることが、たまにあります。
そういう「違和感」を感じた時は、無理に進まずに「一度たちもどって考える」のが良いでしょう。
次回は下記リンクです。