過去問から学ぼう〜歴史・地理と記述の問題〜 5|武蔵中2022年社会・中学受験

前回は「過去問から学ぼう〜歴史・地理と記述の問題〜4」の話でした。

2022年武蔵中学 社会

小問に分かれる算数で、「以前の問が後の問のヒントになっている」ことが多い話をしました。

これは、中学受験に限らず、大学受験の数学でもよく見受けられることです。

出題者が、

この問題は、
ちょっとハードル高いかな。

と考えた時、

ヒントを
出してあげよう。

と考えます。

そして、それによって、

問を分けると、
点差がつきやすい。

と考えます。

試験では、ある程度「有意の点差が開いてくれる」方が、採点者側から見ると良いのです。

記述式出題校、特に武蔵は「少しずつハードルを上げてゆき、最後に聞きたいこと」となる形式が多いです。

そこで、武蔵の記述式問題に取り組む時は、「イメージして、よく考える」ことがより大事になります。

その「考えたこと」を意識しながら、次に進むと良いでしょう。

問4に進みましょう。

2022年武蔵中学 社会(四谷大塚ドットコム 中学入試過去問データベース)

戦前、「女性の進路が大きく制限されていた」話です。

これは、欧米でもその傾向があり、あのキュリー夫人も進学に苦労をしました。

日本では特に「女性は家を守る存在」という概念が強かったのです。

そして、江戸時代には江戸城で「大奥」という存在があり、「女性は奥(中)を支配」という感覚がありました。

その感覚が続き、現在でも妻のことを「奥様」と呼びます。

「奥様」というと、「様」がついている分丁寧な印象があり、使いやすい日本語です。

意味は「奥(家の中)の方」であり、まだこの感覚が強い日本。

問題では「女性はどのような社会的役割を求めれていたか」です。

問題文には「代わりに、中学では教えられない家事や裁縫などが設置されていました」とあります。

「家を守って(支えて)、子を育てる母親としての役目。夫を支える役目。」が最も大事なポイントです。

そして、その具体的例として、「家事・裁縫などがしっかり出来ること」です。

前半が最も大事で、後半の「家事〜」は問題文に書いてあることなので、書かなくても良いでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次