中学〜大学受験の大事な方針 1|威人紀行外伝

前回は「威人紀行と中学〜大学受験 2|威人紀行」の話でした。

威人紀行では、これまで7名の方に登場いただきました。

それぞれの方に対して、話の構成は大きく異なります。

威人紀行で様々な方をご紹介する第一の理由は、「歴史上の威人から学ぶこと」です。

例えば、西郷隆盛の話では「郷中教育のプロセス」の話を詳しくしました。

郷中教育と現代教育を対比させて、「現代教育のあるべき姿」を考えています。

「あるべき姿」というのは様々な考え方がありますが、「自国の歴史から学ぶ」ことは大事です。

少年時に少し荒れて、医学部へと進んだ後藤新平。

後に政治家として大成しますが、彼の存在の根拠は「優れた医師であったこと」です。

一つのことをしっかりやってみる姿勢は、非常に大事です。

中学受験では、多少好き・苦手な科目があると思いますが、なかなか自分の傾向が見えません。

中学・高校生は、ぜひ「自分の好きな科目」に一生懸命取り組んでみることをやって欲しいと思います。

山口多聞 第二航空艦隊司令官(Wikipedia)

記事数が突出している山口多聞。

彼に関しては、当時の日米戦争の背景もご紹介しているので、非常に長くなっています。

ここでご紹介したいことは、小学〜高校教育ではあまり語られない「日米戦争(太平洋戦争)」の実態です。

これは、日本政府が長年に渡り「第二次世界大戦の日本」に蓋をし続けてきていることが、最大の理由です。

ミッドウェー作戦の流れを追うことで、当時の日本・日本軍の状況がある程度見えてきます。

これは、ぜひ中学生以上の方には、知っていただきたいと考えます。

そして、中学〜大学受験に関して、非常に大事なことを示唆する話がこれからも出てきます。

非常に大事なこと。

それは、「方針をはっきり定めて、変更しないこと」です。

第一志望を親が決めることが多い中学受験。

模試の判定などで、少し迷っている方もいらっしゃると思います。

もう少し、判定が良ければ
良いのだけど・・・

うちの息子は、
大丈夫だろうか・・・

様々な個性を持つ子どもたちは「偏差値」で分類され、合格可能性が決められます。

最終的に「どこの学校を第一志望とするのか」は、非常に大事なことです。

10月に入りましたので、この時点で方針をハッキリ決めるのがベストと考えます。

これから受験を迎える方々には、山口司令官の話をご覧頂き、感じて欲しいと思います。

「早く決めて、大方針(第一志望)は決して変更しない」事の大事さを。

この「方針を決め、変えない」ことこそが、受験突破の最も大事なことだと考えます。

新教育紀行

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