「合格の光」目指して〜試験本番で「上手くいかなかった科目」があった時・ポジティブな平常心で実力出し切る姿勢・焦らず問題文を読み返してポイントに気づく〜|中学受験

前回は「合格の秘訣〜単なる計算問題に対する姿勢・冷静になっても計算問題でつまづいた時・瞳を閉じて「仕切り直し」・どうしても計算問題が上手く行かない時・切り上げて次へ〜」の話でした。

目次

ポジティブな平常心で実力出し切る姿勢

新教育紀行
日の出:五島(新教育紀行)

誰しも緊張する試験本番は、「平常心で実力を出し切る」ことが最も大事です。

どんな問題が
出るかな・・・

本番の問題が
ちゃんと出来るかな・・・

試験が「問題を解いた合計点」で決まる以上、「出題される問題」は受験生全員が気になります。

一方で、「どんな問題が出題されるか」を気にしても「意味がない」のも現実です。

定期試験ならば「ある程度の出題範囲がある」ので、出題対策は多少意味があるかも知れません。

中学受験は「小学生を対象としている」試験としては、非常に範囲が広いです。

直前期から試験本番にかけては、「どんな〜」は意識しないようにしましょう。

それよりも「これまで学んだこと」に自信持って、

70%程の得点を
しっかり目指して合格!

しっかり合格点確保は
絶対出来る!

という気持ちが良いでしょう。

試験中の大事な姿勢

・焦らないで、粛々と淡々と、冷静に

・「ポジティブな平常心」を持ち続ける

焦らず問題文を読み返してポイントに気づく

新教育紀行
図形:補助線(新教育紀行)

丁寧に・確実に問題を解いてゆくのが、合格への最も確実で近い道です。

模試などで、算数や理科で「丁寧に考えれば気づくはずだった」ポイントがあります。

それに、うっかり気づけずに「解けなかった」ことがあると思います。

そうした経験を今一度思い起こしてみて、

そういえば、
落ち着けば出来た問題あったけど・・・

あの経験は模試で克服!
試験本番では絶対出来る!

丁寧に、問題文を
読み返すことも大事!

「きちんと・丁寧に考えよう」と心掛けましょう。

算数に限らず、全科目に共通しますが「問題文にはヒントがある」ことが多いです。

出題者は、問題文を作成して何度も推敲を重ねて、

この問題文のここは、
こう表現したが良いかな・・・

それより、こう表現した方が、
良さそうだな・・・

何度も何度も入試問題を見直して、数多くのチェックをしているでしょう。

そして、最終的に試験当日に出題されます。

これは、
ちょっと分からないかな・・・

という時は、焦らずに、

もう一回、
問題文読んでみよう・・・

「もう一度、問題文を読み返す」ようにしましょう。

問題文を読み返す姿勢

・問題文にはヒントが隠れている

・焦ってヒントに気づかないよりも、丁寧に問題文を読む

「合格の光」目指して:試験本番で「上手くいかなかった科目」があった時

新教育紀行
問題13:図形問題の考え方(新教育紀行)

試験本番で「持てる実力を発揮する」のがベストです。

思いがけず「あまり上手くいかなかった科目」があるかも知れません。

そういうことは「ないように」したいですが、人間である以上「ちょっとしたミス」はあり得ます。

例えば、算数の試験が終わったあとに、

あっ、ちょっと
イマイチだったかも・・・

という可能性もあります。

筆者が武蔵中学受験の際、友人たちの休み時間の会話から、

算数のテストが
上手くゆかなかったかも・・・

と懸念した実体験の話をしました。

試験本番では、周囲の方々の「余計な雑音」は「聞かない」と決めましょう。

場合によっては、自分の心の中で、

もう少し
出来るはずだった・・・

と思うことがあるかも知れません。

こういう時は「気持ちを切り替えること」が最も大事です。

みんなも「ちょっと大変」
だったに違いない!

「気持ち新たに」が最も大事で、

次の科目で
取り返してみよう!

と思いましょう。

焦らずに、グッと自分の底力を出す気持ちが大事です。

合格点は「各科目の点数の単純合算」が基本ですが、詳細は非公表です。

試験合算の総合点がボーダーラインの時、何かの科目が優れていれば、

この受験生は、理科が
抜群に優れている・・・

全体ではボーダーだが、
こういう生徒は伸びるだろう・・・

と学校側が考えて、合格する可能性があるでしょう。

読者の受験生の皆様が体調万全に当日を迎え、「合格の光」目指して合格点を確保できることを筆者は期待しています。

そして、「丁寧に問題を解いて」合格することを心より願っております。

新教育紀行

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