前回は「合格の秘訣〜単なる計算問題に対する姿勢・冷静になっても計算問題でつまづいた時・瞳を閉じて「仕切り直し」・どうしても計算問題が上手く行かない時・切り上げて次へ〜」の話でした。
ポジティブな平常心で実力出し切る姿勢
![新教育紀行](https://www.e-voyage.net/wp-content/uploads/Goto311ma.jpg)
誰しも緊張する試験本番は、「平常心で実力を出し切る」ことが最も大事です。
どんな問題が
出るかな・・・
本番の問題が
ちゃんと出来るかな・・・
試験が「問題を解いた合計点」で決まる以上、「出題される問題」は受験生全員が気になります。
一方で、「どんな問題が出題されるか」を気にしても「意味がない」のも現実です。
定期試験ならば「ある程度の出題範囲がある」ので、出題対策は多少意味があるかも知れません。
中学受験は「小学生を対象としている」試験としては、非常に範囲が広いです。
直前期から試験本番にかけては、「どんな〜」は意識しないようにしましょう。
それよりも「これまで学んだこと」に自信持って、
70%程の得点を
しっかり目指して合格!
しっかり合格点確保は
絶対出来る!
という気持ちが良いでしょう。
・焦らないで、粛々と淡々と、冷静に
・「ポジティブな平常心」を持ち続ける
焦らず問題文を読み返してポイントに気づく
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丁寧に・確実に問題を解いてゆくのが、合格への最も確実で近い道です。
模試などで、算数や理科で「丁寧に考えれば気づくはずだった」ポイントがあります。
それに、うっかり気づけずに「解けなかった」ことがあると思います。
そうした経験を今一度思い起こしてみて、
そういえば、
落ち着けば出来た問題あったけど・・・
あの経験は模試で克服!
試験本番では絶対出来る!
丁寧に、問題文を
読み返すことも大事!
「きちんと・丁寧に考えよう」と心掛けましょう。
算数に限らず、全科目に共通しますが「問題文にはヒントがある」ことが多いです。
出題者は、問題文を作成して何度も推敲を重ねて、
この問題文のここは、
こう表現したが良いかな・・・
それより、こう表現した方が、
良さそうだな・・・
何度も何度も入試問題を見直して、数多くのチェックをしているでしょう。
そして、最終的に試験当日に出題されます。
これは、
ちょっと分からないかな・・・
という時は、焦らずに、
もう一回、
問題文読んでみよう・・・
「もう一度、問題文を読み返す」ようにしましょう。
・問題文にはヒントが隠れている
・「焦ってヒントに気づかない」にならないように、丁寧に問題文を読む
「合格の光」目指して:試験本番で「上手くいかなかった科目」があった時
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試験本番で「持てる実力を発揮する」のがベストです。
思いがけず「あまり上手くいかなかった科目」があるかも知れません。
そういうことは「ないように」したいですが、人間である以上「ちょっとしたミス」はあり得ます。
例えば、算数の試験が終わったあとに、
あっ、ちょっと
イマイチだったかも・・・
という可能性もあります。
筆者が武蔵中学受験の際、友人たちの休み時間の会話から、
算数のテストが
上手くゆかなかったかも・・・
と懸念した実体験の話をしました。
試験本番では、周囲の方々の「余計な雑音」は「聞かない」と決めましょう。
場合によっては、自分の心の中で、
もう少し
出来るはずだった・・・
と思うことがあるかも知れません。
こういう時は「気持ちを切り替えること」が最も大事です。
みんなも「ちょっと大変」
だったに違いない!
「気持ち新たに」が最も大事で、
次の科目で
取り返してみよう!
と思いましょう。
焦らずに、グッと自分の底力を出す気持ちが大事です。
合格点は「各科目の点数の単純合算」が基本ですが、詳細は非公表です。
試験合算の総合点がボーダーラインの時、何かの科目が優れていれば、
この受験生は、理科が
抜群に優れている・・・
全体ではボーダーだが、
こういう生徒は伸びるだろう・・・
と学校側が考えて、合格する可能性があるでしょう。
読者の受験生の皆様が体調万全に当日を迎え、「合格の光」目指して合格点を確保できることを期待しています。
そして、「丁寧に問題を解いて」合格することを心より願っております。