前回は「算数実践61〜問題 10(5)解き方・曲線を描く〜」の話でした。
目次
問題10(5)再掲載


大雑把に考えよう
出題の仕方によりますが、「寄り道」で分かった面積76,84が、小問等でなく「分からない」場合を考えましょう。
この場合は、動点Fが点A,Bと中点Mにある時しか、面積が分かりません。
対称性から、下記のように分かります。

ここで、各点を直線でつないでみましょう。

こうはならないと
思うよ!
なんか変だし。
そうですね。
この場合も、「なめらかに変化するはず」ということを考えましょう。
「大体分かる」ことも大事に
正三角形の辺FCの長さは、「点FがAからMに移動するにつれて、徐々に小さくなる」ことを考えましょう。

すると、途中の点の数字が分からなくても、「大体の大雑把な形」は分かりますね。
この「大体」が算数・理科では、非常に大事です。
「大体の感じをつかむ」ことを気にしながら、学んでゆきましょう。
「だいたい」でも良いの?
「だいたい」分かることは大事です。
算数でも理科でも、「全然分からない」ではなく「だいたい分かる」なら、「分かること」に自信持ちましょう。
そして、「分からない部分」や「理解できない箇所」を少しずつ学んでゆきましょう。