算数実践62〜問題 10(5)解き方・「分からない」と「大体分かる」こと〜|神戸女学院中2021年算数・中学受験

前回は「算数実践61〜問題 10(5)解き方・曲線を描く〜」の話でした。

目次

問題10(5)再掲載

大雑把に考えよう

出題の仕方によりますが、「寄り道」で分かった面積76,84が、小問等でなく「分からない」場合を考えましょう。

この場合は、動点Fが点A,Bと中点Mにある時しか、面積が分かりません。

対称性から、下記のように分かります。

ここで、各点を直線でつないでみましょう。

こうはならないと
思うよ!

なんか変だし。

そうですね。

この場合も、「なめらかに変化するはず」ということを考えましょう。

「大体分かる」ことも大事に

正三角形の辺FCの長さは、「点FがAからMに移動するにつれて、徐々に小さくなる」ことを考えましょう。

すると、途中の点の数字が分からなくても、「大体の大雑把な形」は分かりますね。

この「大体」が算数・理科では、非常に大事です。

「大体の感じをつかむ」ことを気にしながら、学んでゆきましょう。

「だいたい」でも良いの?

「だいたい」分かることは大事です。

算数でも理科でも、「全然分からない」ではなく「だいたい分かる」なら、「分かること」に自信持ちましょう。

そして、「分からない部分」や「理解できない箇所」を少しずつ学んでゆきましょう。

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