算数実践63〜問題 10(5)解き方・図形とグラフ〜|神戸女学院中2021年算数・中学受験

前回は「算数実践62〜問題 10(5)解き方・「分からない」と「大体分かる」こと〜」の話でした。

目次

問題10(5)再掲載

状況を変えて、イメージしてみよう

ポイントは「なめらかにつながる」でした。

ちょっと、いまいち
良く分からないよ。

少し状況を、変えて考えてみましょう。

今回は「辺ABを五等分する点」を考えました。

それでは、「辺ABを十等分する点」を考えたらどうなるでしょうか。

このグラフの横軸の各点の半分の位置に、もう一つ「折れ点」ができます。

直線だったところが、
折れ線になると・・・

点をどんどん増やしてゆくと、
だんだん線がなめらかになる!

このように、「折れ点を増やしてゆく」となめらかになりますね。

自分で描いてみましょう。

カックンカックンしていたのが、
細かくなると、なめらかになるね。

ちょっと面白い。

「面白い」と思うと楽しいですし、「面白い」と感じたことは記憶に残るので、非常に良いことです。

自分で状況を変えてみる楽しさ

このように、算数や理科で分かりにくい時は、自分で状況を具体的に考えましょう。

あるいは、今回のように「もう少し細かい分割だったら」と考えてみましょう。

自分で勝手に考えても
良いの?

「問題の条件・状況が変わるほど、大きく変更する」のでなければ、良いのです。

自分の分かりやすいように、考えやすいように考えてみましょう。

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