前回は「算数実践38〜問題 10(2)(図形)辺の比と面積〜」の話でした。
目次
問題 10(再掲載)


正三角形FDIとは?
(1)と同様に「矢印の考え方」で正三角形FDIを考えましょう。
矢印CD=矢印CB+矢印BDですから、矢印CDを回転すると

(1)と同じようにIの位置が決まります。
鍵は何か?
大事な「鍵」をしっかり考えましょう。
下図のようになります。
A,H,Iは一直線上に並び、AIとBCが平行であることがわかります。
「FがBDの中点」であると同様に「HはAIの中点」であることがわかります。
ここからは相似形を考えてゆきます。
「何と何の比を知りたいか?」を明確に考えるようにしましょう。

いくつか面積の求め方がありますが、ぜひ自分で手を動かして、しっかり求めてみましょう。
(1)と同様に、図形の外に飛び出してみましょう。
「こうかな?いや、これかな?」と自分で相似形を作ってみたり、探してみましょう。
すぐに答えを見ないで、この「自分で試行錯誤する」ことが非常に大事です。
補助線はフリーハンドで良いですが、少し長い補助線になりそうだったら、定規を使っても良いでしょう。
続きは明日朝に、ご紹介します。