前回は「中学受験は良いか」の話でした。
最近は少子化にも関わらず、中学受験するご家庭が増えているようです。
ITmedia ビジネスオンライン


中学受験させる理由 2位は「個性にあった教育を受けさせたいから」、1位は?
POPERは、2021年度の中学受験直前の子どもを持つ保護者に、「21年度の中学受験実態調査」を行った。子どもに中学受験を受けさせようと思った理由の1位は「質の高い教育を受…
「自分が中学受験したから」という親御様もいらっしゃるでしょう。
「中学受験をした方が、子供が良い教育を受けられるのでは」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
JBpress(日本ビジネスプレス)


中学受験「難関校で受験者減」の中でも人気校には意外な共通点 受験人口は8年連続増加だがコロナ禍で変化し…
コロナ禍にもかかわらず8年連続で増えている中学受験人口。難関校の中には、昨年より志願者数を減らしたところも多いが、人気となっている学校には、ある共通する校風があ…
5年生以下の中学受験を予定するお子様を持つ親御様は、迷っている方もいらっしゃるでしょう。
周囲の方や場合によっては先生から「中学受験の善悪」みたいな話が出ることがあるかも知れません。
中学受験をしない親御様にとっては「どちらでも良い」話です。
「中学受験をする」親御様にとっては「大問題」です。

「正しい教育」の唯一つの答えも「中学受験が良いか、悪いか」の唯一つの答えも存在しないと考えます。
親同士で「中学受験するか、しないか」という話が出る場合があるかも知れません。
場合によっては「すべきか、すべきでないか」と言う話もあるかもしれません。
そういう時は、頭の中で「答えのない話」と考えながら微笑んで流しましょう。
「善悪の議論」は、政治の「右派と左派」と似たようなことです。
根本的な考え方が異なる場合、「分かり合うのは不可能」でしょう。
「中学受験=善」でも「中学受験=悪」でも、その人・家庭次第でしょう。
それぞれの家庭で考える方法で、教育をされていると思います。
中学受験をされる場合、親御様は大変ですが、当事者のお子様はもっと大変です。
「中学受験する」と決定されたなら、まずは親が迷わず進むことが最も大事です。
親の気持ち次第で、子どもの気持ちやテンションも大きく変わり、最終的な学力や合否に影響するでしょう。
それぞれのご家庭のお考えで、お子様が大成してゆくことを心より願います。