合格のコツ〜「絶対に合格!」と強い気持ちを持つ・学校名のイメージ・志望校に対して抱くイメージ・戦艦武蔵と武蔵国・強いテンションをキープする・「行きたい!」と思うこと〜|中学受験

前回は「試験当日への準備〜合格へ〜」でした。

目次

「絶対に合格!」と強い気持ちを持つ

武蔵中学・高校のかつての校舎(新教育紀行)

もう30年以上昔ですが、僕の場合、第一志望校の武蔵中学校は「母親が決めた学校」でした。

6年生からは武蔵中学に憧れを持っていて、行きたくて、行きたくて仕方ありませんでした。

武蔵のことを、ずっと考えていました。

絶対に武蔵に合格したい!
入りたい!

歴史好きな僕は、第二次世界大戦の際の日本海軍 連合艦隊の旗艦・戦艦大和の二番艦が武蔵であることを知っていました。

どこで、子供心に「武蔵」という名前がカッコよく感じられて、

武蔵!
武蔵!

と勝手に考えていたのです。

子ども自身が、僕のように勝手に

いい名前だ!

と思い込めれば良いです。

子どもが思わないようでしたら、志望校が

とっても良い
名前じゃない。

と親からお話ししてあげたらいかがでしょうか。

学校名のイメージ

五島ー長崎の船と海(新教育紀行)

例えば、東京の名門中学である「海城中学校」。

海城も面白い人間が多いのですが、由来は「海の城」でしょう。

海の城!
かっこいい!

男の子としてはロマンを感じます。

あるいは、女子御三家・女子学院。

名前自体が優雅で、「女の子らしい」雰囲気を持っています。

女の子らしくて、
あなたにはピッタリよ。

そうかなぁ・・・
女子学院、行きたいな・・・

それぞれの学校の名前の由来はあるでしょう。

自分の良いように考えても良いと思いますし、それは「良いイメージ」につながります。

志望校に対して抱くイメージ:戦艦武蔵と武蔵国

戦艦武蔵(Wikipedia)

実は、僕の「戦艦武蔵」というのは、「武蔵中学の名前の由来」としては間違いでした。

武蔵中学は、昔の東京周辺の国の名前であった「武蔵国」からきています。

京都が中心・重心の日本列島(新教育紀行)

間違いだったのですが、自分にとって良いイメージなら良いのです。

戦艦
武蔵だ!

は、全然違っていて、武蔵中学・高校と戦艦武蔵は「無関係」ですが、別に良いのです。

そもそも、戦艦「大和」の二番艦として誕生した戦艦「武蔵」。

戦艦大和(Wikipedida)

日本の別名である「大和」を関した「別格の戦艦」の二番艦なので、江戸・東京のある「武蔵」となりました。

ちなみに、戦艦大和の三番艦は、途中で変更となり「空母信濃」となりました。

「信濃」は、現在の長野県の「信濃国」から名前が採用されています。

この歴史から考えると、武蔵中学・高校と「戦艦武蔵」は、「多少の縁がある」のが現実でしょう。

入学してから、僕の個性と武蔵の校風・カラーは合っていたようで、すぐにそのカラーに染まっていきました。

40過ぎた今でも、その「武蔵カラー」に染まっていて、これは一生続くのでしょう。

中高一貫校の校風・カラーに対する反応は、子ども次第で千差万別でしょう。

中学・高校の教育は「良い大学に受かる為のつなぎの機関」ではないと考えます。

中学校・高校は、子どもの成長にかけがえの無い影響を与えます。

学力や人間関係はもちろん、将来の人格・考え方などに大変大きな影響を与えます。

各中学校の偏差値や大学進学実績だけではなく、ぜひもう一度学校の雰囲気・校風を考えてみましょう。

そして、子ども本人と「学校のイメージ」を考えてみることは、良い事だと思います。

強いテンションをキープする:「行きたい!」と思うこと

武蔵中学・高校のかつての校舎(新教育紀行)

僕は「武蔵にどうしても行きたかった」のですが、本人が強い意思を持ったテンションになると一番良いでしょう。

僕は運良く合格しましたが、それはこの「強い気持ちとハイテンション」が功を奏したとも言えます。

子ども・ご両親、皆様が将来幸せな思いを抱けるようになるのが望ましいです。

志望校の雰囲気や校風、その学校が「何を目指しているのか」をもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

そして、子ども本人が、

僕と
合うかも。

と感じるようでしたら、親子共々

あの学校はこの子に
ピッタリ!

と確信して、あとは合格に向けて突き進んでゆきましょう。

読者の受験生の皆様が、志望校に合格することを心より願っております。

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