前回は「合格の秘訣・ポイント〜「合格への思い」を答案へ〜」の話でした。
いよいよ首都圏の中学受験の山場が明日となりました。
首都圏などで受験を迎える中学受験生のみなさんは、最後まで体調万全で試験に臨んで下さい。
多くの受験生は、小学校を休むでしょう。
僕が受験した時代も、2,3日休んだ方が多かったように思います。
特に今は困難な時期なので、小学校を休むことに対して遠慮などを感じないようにしましょう。
「中学受験をする」ことも「中学受験をしない」ことも、各個人・各家庭の考え方です。
それに「良い」も「悪い」もないと考えます。
中学受験をすることもしないことも、またそれへの姿勢も妨げられるべきではないでしょう。
最後は、
僕は全部できることは
やったんだ!
私は、
やるべきことを全部した!
と考えて、明日以降を迎えましょう。

偏差値や合格判定が気になる方もいらっしゃるかも知れません。
偏差値・合格判定が「十分に良い」方は良いかも知れませんが、それほどでもない方。
何度も何度も偏差値という数字が出てきて、背番号のように感じてしまいます。
今日でその背番号は脱ぎ捨てて、明日以降の試験に向かいましょう。
大事なことは「合格すること」です。
偏差値や合格判定は「良い・高いに越したことはない」ですが、「合格に結びつくか」が遥かに大事です。
特に何らかの記述問題が出題される「特徴的な試験問題」のある学校の受験生のみなさん。
「知っていること」や「自分の意見」などを積極的に、ハッキリ書きましょう。
その姿勢によって、偏差値などによる合格の確率よりも大きな、大きな影響が出るでしょう。
偏差値や合格判定が良い方も油断せずに、最後まで慎重に取り組みましょう。
算数などでは「焦らないで平常心」が最も大事です。
算数の最初の方の計算問題は「出来た方が良い」ですが、「出来なくても他で挽回すればOK」です。
「全体で合格点に到達すれば良い!」と考え、最後まで平穏な気持ちで頑張ってゆきましょう。
読者の受験生の皆様の合格を心より願っております。