前回は「Wグループ中学志望の方へ 1」の話でした。
定式化よりも「イメージ」をきちんと持つ
「日々の演習」P18〜
「日々の演習」は、自分が好きな順にやってみましょう。
4月13日
基本的な比の問題で、頻出タイプです。
足の長さ(進む距離)と時間あたりの進行から、的確に速さの比を考えましょう。
速さに限らず、こういう比の問題は定式化するよりも「イメージ」をきちんともって、理解しましょう。
そうすれば、同様な問題は全て解けるようになります。
的確に状況を把握する大事さ
4月14日
円形のコースの問題で、すぐに解こうとせずに、絵を描いてみてイメージしましょう。
ここで
A君が・・・
そしてB君が・・
と、状況をきちんと把握することが大事です。
急いで「解けるようになること」を目指すよりも「的確に状況を把握できるようになる」ことを重視しましょう。

色鉛筆で描いてイメージ
4月19日
少し難しいですが、典型的な問題で面白いです。
水が満たされてゆく状況を思い描きながら、グラフを見てみましょう。
こういう問題をきちんと理解すると、理科の実験問題等を解く力も上がります。
水が容器に入っていく様子を思い浮かべながら、自分で容器の絵を描いてみましょう。
水色の色鉛筆などで、水が満たされていくのを描くのも良いでしょう。
非常に良い勉強になります。
今この時期に、こういう「描いてみる」という基礎的なことをきちんとしておくと、しっかりと着実に理解力が進みます。
4月21日
周期性がテーマの問題で、面白いです。
こういう問題は、慣れると「周期だ!」と数値化して考えます。
それは9月以降の模試、あるいは本番でできれば良いでしょう。
いまの時期はすぐに規則性を発見して考える前に、色々なライトが点滅する状況を思い浮かべてイメージしましょう。
色鉛筆を使って描いてみましょう。
赤・白(白色は見えないので緑など)・青・黄の四色の色鉛筆を使いましょう。
水平方向に時系列をとって、パチパチ点灯する様子を描いてみましょう。
4月号は次回続きます。