ゾイドを作ろう 7〜おもちゃをよく見る姿勢・観察力を身につける・動く原理を理解・「出来てきた」気持ちを持つ大事さ〜|子どもの知育教育

前回は「ゾイドを作ろう 6〜動作確認して動きを見る・モーターから動きがどのように伝わってゆくか・モーターの回転とおもちゃの動きの相関性・パーツが動くのを見る体験・応用力を身につける姿勢〜」の話でした。

目次

おもちゃをよく見る姿勢:観察力を身につける

頭部と足が組み上がり、ほぼ完成に近づきました。

出来てきたね。

この「出来てきた」感触が、子どもにとっては非常に大事だと思います。

「出来てきた」感触・感覚は、達成感となり、「僕が作った」という自信につながります。

ちょっと、
よく見てみよう。

うん。

近づいて見てみると、実によく出来ています。

こういうゾイドやプラモデルを作成する工程では、現代はCADなどの専用ソフトがあるのでしょう。

ある程度は「コンピューターが自動的にパーツを作る」のですが、肝心のソフトが大事です。

ソフトを作る過程で、様々なノウハウがあり、緻密なモデルが出来てゆくのでしょう。

スイッチ入れてみて。

うん。

スイッチを入れると、足がウィーン、ウィーンという音を立てて動きます。

動く原理を理解

黒色・オレンジの軸(棒)が回転して、足が動くのです。

足がどうして
動くのかな?

なんか、
ここが回転しているよ。

「足が動く」システムは、原理的には難しくありませんが、「しっかり歩行する」のがすごいです。

よく
出来ているな・・・

思わず感心してしまいます。

「作るおもちゃ」は、完成すると子どもは「遊ぶのに夢中」になります。

夢中になることは良いことだと思いますが、「どうして動くのか?」などは考えなくなります。

作成プロセスでは、出来るだけ「原理に興味を持ってもらう」ようにするのが良いでしょう。

まだ途中ですが、スイッチを入れて歩かせてみます。

ちゃんと歩くね。

しっかりした足取りで動くのをみると、大人も楽しい気持ちになります。

「ただパーツを組み立てているだけ」のゾイドですが、仕組みは簡単なようで複雑です。

これを「自分で作れるか」というと、専門の方は別として、普通の方ではとても無理です。

「出来てきた」気持ちを持つ大事さ

近年、様々なシリーズが発売されているゾイド。

「種類・新奇性」ではなく、もう少し「教育寄りの」あるいは「作る楽しさを重視した」ゾイドがあると面白いと思います。

「タミヤの楽しい工作シリーズ」があり、僕は大好きです。

子どもにとっては「少し教材的」かも知れません。

「おもちゃだけど、教育に良い」ゾイドみたいなのがあると、いいなと思います。

中学受験生〜大学受験生は、受験期に模試が続きます。

「毎週模試」ということもあるでしょう。

「受験生だから」とは言え、大人から見ても大変なことです。

大人が「毎週TOEIC受験する」ことになったら、非常に負担な気持ちになるでしょう。

判定で一喜一憂するのは、誰しも一緒ですが、

ここは出来た!

出来なかった問題の
解き方を学ぼう!

とポジティブになり、プラモデル作成のように「出来てきた=合格に近づいてきた」気持ちが大事です。

新教育紀行

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