ゾイドを作ろう 4〜作りながら色々な角度から見る・仕組みの理解・2箇所にはめ込むパーツ・どちらを先に入れるか考える・二つの図形や点が動く時・少しずつ分けて考える〜|子どもの知育教育

前回は「ゾイドを作ろう 3〜モーターの仕組みの実感と理解・「なぜ?」を考えながら作成・作成途中でモーターを動かす・動きの理解〜」の話でした。

目次

作りながら色々な角度から見る:仕組みの理解

組み上がってきて、大体の形ができてきました。

出来てきたね。

色々な角度から
見てみよう。

うん。

これから、頭・手・足などのパーツを組み立ててゆきます。

子どもは「早く先に進みたい」と思っていると思いますが、折角だから「仕組み」を理解してもらいましょう。

このオレンジ・黒の棒に、
これから手・足を取り付けるよ。

ふ〜ん。
なぜ、ここに棒があるんだろうね。

この棒が「軸」となって、足や手が動くのです。

2箇所にはめ込むパーツ:どちらを先に入れるか考える

最初に作成したゾイドの「心臓部」とも言えるモーターのパーツ。

モーターは、一箇所でグルグル回ります。

その「回る部分」に様々なギアがついていて、様々なパーツが動きます。

手・足のパーツを組み立ててゆきます。

こうかな?

パーツを穴に差し込むのは、一箇所だと比較的簡単です。

差し込み口が二箇所になると、立体的に組み上げることになるので、少し難しくなります。

先に
こちらを入れて・・・

次に、こっちを
入れるようにしよう。

「パチン」と二箇所の穴にはまりました。

出来た。

出来たね。

慣れるとすぐに出来る、この「二箇所にはめる」パーツ。

最初は、「どことどこに入るか」をしっかり把握することが大事です。

そして「一度に二箇所に入れる」のではなく、「一箇所を入れてから、二箇所目」を入れると良いでしょう。

二つの図形や点が動く時:少しずつ分けて考える

動く図形の問題(新教育紀行)

これは、「二つの図形・点が動く」算数の問題にも共通していることです。

「一度にまとめて考える」と難しくなります。

「少しずつ分けて考える」のも良いですし、「変わらないモノに着目」するのが良いでしょう。

そして、相対的位置を考えるとわかりやすくなります。

少しずつパーツが組み上がってきました。

このゾイドのように、「一つのモーターが様々なギアと関わって、全体が動く」のは面白いです。

身近な車や電車なども、同じような仕組みになっています。

算数や理科においては、「基礎をしっかり固めて、応用力をつける」のが最も本質的で、学力が上がります。

そして、「一つのモーターが・・・」と同じように、「一題解くと、色々な問題が解ける」のが理想だと思います。

新教育紀行

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