木の知育玩具 1〜手作りで楽しむ工作〜|子供の教育

前回は「楽しく工作しよう 8〜個性を作品に・タミヤ楽しい工作シリーズ〜」の話でした。

Robotime リボルバー

最近、木製の工作キットがたくさん出ています。

街中を散歩していたら、面白そうな木の工作キットRobotimeを見つけました。

車や飛行機など、子供が好きそうなものから五重塔や地球儀のような複雑なものまであって、非常に面白そうです。

展示品を見たら、大勢の方が吸い寄せられるように、その店に向かって熱心に見ていました。

これ、作りたい!

子どもが言います。

しかし、「対象年齢は14歳以上」で中学生相当が見込まれています。

少し、難しいから、
もう少ししたらね。

子どもには本意を促しますが、展示品のリボルバーを手に取った子どもは、

これ、欲しい!

「欲しくなる気持ち」は、とても良く分かります。

これまでにも、プラスチック製の拳銃や剣を買った(買わされた)のですが、やはり木は優しい雰囲気です。

これは、
欲しくなるね。

でも、また
今度にしよう!

どうしても、
欲しい。

一緒に作りたい!

ここで、根負けしてしまいました。

面白そうなので、僕も一緒に作ってみたくなった気持ちもあります。

Robotime リボルバー

中国の会社のようですが、展示品を見ると非常に精巧で、掴むと木の手触りが楽しいおもちゃです。

Robotime リボルバー

3種類のバネも入っていて、本格的です。

これなに?

これは、
バネだよ。

タミヤの模型は電動が多いので、バネが出てくることは少ないです。

身の回りのおもちゃには、たくさんのバネが使われていますが、バネはなかなか見ることはないです。

意外と、後に隠れていて「人目に触れる機会が少ない」バネ。

工作していれば、ニッパーにもバネがついていますが、マジマジとバネを見る機会は少ないです。

中を出してみよう。

Robotime リボルバー

薄いベニアに精巧に型取られたおもちゃです。

穴もたくさんあって、これにパーツを差してゆきます。

ほら、なかなか
いい匂いだよ。

本当だ。

ベニアは軽く扱われがちですが、「樹木を薄くはいで、重ねた木」で、れっきとした木です。

接着剤で貼り重ねているので、工業製品の印象が強いですが、しっかり木の匂いがして、とても良いです。

Robotime リボルバー

細かなパーツがたくさんあります。

やっぱり、
ちょっと難しそうだな。

小学校低学年が作るのには、難しそうです。

これ、
全部作るの?

Robotime リボルバー

そうだね。
やってみようか。

うん。

「実際に手に取って遊ぶ」ことを想定し、「手に優しい感じ」で精巧に作られています。

説明書見て、
パーツを並べてみよう。

Robotime リボルバー

一つ一つは難しくなさそうですが、小さなパーツをしっかり組み立てて行く必要があります。

これ、どうやって
外すの?

手で、こうやって
外すんだよ。

難しいよ。

木製パーツを「綺麗に型から外す」のは結構難しそうです。

特に、小さなパーツ・穴がある場合は、手や指では難しいところがあります。

何か、棒とかない?

木だから、
固くないのが良いけど。

定規とか?

定規やドライバーでは、木を傷つけてしまいそうです。

ここで、さっき、子どもがアイスを食べていたのを思い出しました。

さっき食べていた
アイスの棒は?

これだよ。

ちょっと洗ってきて、
それでパーツを押そう。

Robotime リボルバー

アイスの棒は平べったいので、道具にちょうど良いです。

しかも「お互いが木」なので、傷つけにくく、それもまた良いところです。

これなら、
簡単に取れるね。

Robotime リボルバー

大きめのパーツをまず取り出して、組み立ててゆきます。

こうかな?

初めての木の工作。

そもそも「木のおもちゃ」は意外と少なくて、どうしてもプラスチック製品のおもちゃが多いです。

以前、機関車トーマスの「木製レール」で子どもと遊びました。

あの「木製レール」は様々な線路が作れ、柔らかめな木の「優しい手触り」がとても良かったです。

ここ、なかなか
入らないよ。

ここは、僕が
入れるよ。

Robotime リボルバー

やはり「14歳以上」だけあって、パーツを入れ込むのは結構力とコツが必要です。

小さな子どもには難しそうなので、適宜僕が手伝って作成を進めてゆきます。

銃になってきたね。

なんとなく銃らしい形が出てきて、子どもは楽しそうです。

面白そうだね。

一緒に作っている僕も楽しい気持ちになります。

パーツを入れて組み込むところは、かなり力が必要ですが、ゆっくりやれば作成は難しくなさそうです。

プラスチックのガンダムプラモデルなどを、パチンパチンと切るのも楽しいですが、木の模型はまた違う楽しさがあります。

新教育紀行

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