前回は「学んだことをしっかり復習して、学力を固めよう!」の話でした。
2月1日まで、残すところ10日ほどです。
「あと10日しかない!」と焦らずに落ち着いて、健康に過ごしましょう。
10日は結構長い期間でもあり、一年365日の約3%の日数です。
前日の1月31日は、コロナのこともあるのでお休みするお子様が大多数でしょう。
すると、土日含めて「丸一日ある」日がまだ5日あります。
「まだ10日もあるんだ!」とポジティブな気持ちになりましょう。

学力は数値化するのが難しいですが、概念的に数値で考えてみます。
知識や暗記は、「勉強しただけ学力が増える」イメージですから、学力はだいたい「勉強時間に対して」単調増加となります。
一方で、算数の特に複合問題・難易度の高い問題を解く学力は単調増加にはなりません。
超直前期の今は、お子様がこれまでに様々な解法を学んできて、蓄積しています。
ですから「かなりの学力が身についている」状態です。
今は多くの問題を解くよりも「一つずつ丁寧に考えて」みましょう。
算数の様々な考え方・解き方が複合的に結びついた時、学力は「勉強時間に対して」単調増加ではなく、グッと二次関数や指数関数のように上がることがあります。
場合によっては、「ジャンプする」感じで学力が上がることもあります。
「学力がどの程度上がったか」は自分でもなかなか分かりません。
「上がる!」と思ってポジティブに取り組んでみましょう。
試験当日までに算数の学力がグッと上がるイメージです。
受験は「試験当日に合格点を取ること」が最重要です。
健康第一で前日まで頑張ってみましょう!