前回は「解く問題を上手く選ぶ〜育む思考力〜」の話でした。
お子様に勉強させる時、「勉強しなさい!」と指示するだけはしないようにしましょう。
特に小学校低学年のお子様に対しては、親も一緒になってやってみましょう。
お子様が小学校低学年で、ひらがな・漢字・英語のアルファベットや単語を勉強します。
上手くできない時、
それではダメ!
ばかりでは、子どものテンションは下がるだけです。
はあ・・・
子どもは、ため息ばかりです。
一緒に書いてみましょう。
算数なら、「どう考えるか」を一緒に考えて、実際に書いてみてあげましょう。
足し算・引き算なら、丸を書いて増減させたり、問題集で出てくるように10のまとまりを一緒に書いてみたり、などです。
子供が中学受験の算数をやっている時、大人が一緒にやったり教えたりするのは、一定の学力が必要ですね。
解き方が分からなかったら、先に答えを読んで、こっそり予習しておきましょう。
それで、子供と一緒に考えてみたり、解いてみるのです。
図形の問題なら「ここに補助線を引くと、三角形が見えてくるね。」と一緒に描いてみましょう。
グラフの問題なら、一緒にグラフを描いてみて「グラフを描く大切さ」を一緒に考えながらやってみましょう。
お子様と一緒に学んだり、勉強するのは、苦労もあります。
それもまた大人にとっては楽しいことで、お子様も充実感あって、よく勉強するのではないでしょうか。
子供と一緒に問題に取り組めば、大人もまた頭の体操になりますから、一石二鳥です。
算数が得意な方でも、不得意な方でも、ぜひお子様と一緒に勉強してみて、やってみて、考えてみて下さい。
子どもの苦労も分かるかもしれません。
そして、ご自分の世界も少し広がるかもしれないですね。