合格する姿勢〜「選ぶこと」の大事さ・選択の結果・受験における「選ぶ大事さ」・志望校決定・解く問題を上手く選ぶ・一題しっかり解く:算数・数学の試験・弾みをつける〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「学力を上げる方法〜主体性・自立心・向上心から「やる気」へ〜」の話でした。

目次

「選ぶこと」の大事さ:選択の結果

「選ぶこと」は、人生全てにおいて、大事なことです。

考えてみれば、私たちは毎日「何か選んで」人生を送っています。

今日は、
何を勉強しようかな・・・

今日は、
どんな本を読もうかな・・・

統合医療の先駆者・作家 ディーパック チョプラ(Wikipedia)

統合医療の先駆者・作家であるディーパック チョプラは、

今、この瞬間に起きていることは、
全て・・・

全てが、これまでに行ってきた
選択の結果なのです。

と言っています。

受験における「選ぶ大事さ」:志望校決定

「選ぶこと」は、受験においても、大変重要なことです。

そもそも、「どの学校を受験するか」は、人生を変えるほど大きな選択でしょう。

中学受験においては、志望校を決定するのは、多くの場合において親である傾向があります。

あるいは、親が、

あなたが第一志望とするのは、
A中学かB中学が良いと思うけど・・・

A中学とB中学の
どちらが好き?

と親が聞いて、

A中学が
ちょっと良さそうかな・・・

という場合もあるでしょう。

「選ぶこと」が人生を変えるほど大きな決定である「志望校決定」。

それに対して、「実際に志望校に合格する」ために、毎日勉強に励む受験生たち。

志望校を選ぶのも
大事だけどさ・・・

合格しないと、
困るから・・・

志望校、特に第一志望校は早めに決定して、一目散に合格を目指す姿勢が良いでしょう。

解く問題を上手く選ぶ:算数・数学

実際に「試験で高得点を取る」必要がある受験生たち。

テストで、
良い点取りたい・・・

特に算数においては、「優しそうな問題から解く」「自分の得意なカテゴリーの問題を選んで解く」ことが大事です。

この間の模試は、
難しい問題で悩んでいたら・・・

時間が経過してしまって、
慌ててしまったよ・・・

「自分な得意なカテゴリーの問題」が、難しい場合もあるので、なかなか難しいです。

そして、算数・数学は、最も「点差がつきやすい」科目です。

算数・数学で、他の受験生を引き離すことができれば、おおむね合格するでしょう。

反対に、算数・数学で他の受験生に「水をあけられる」状況になると、挽回は大変です。

算数は
あまり得意ではなくて・・・

あれって、やっぱり
頭がいい人じゃないと、良い成績とれないんじゃない?

「頭のいい人」「数理センスが高い人」でないと、「高得点が取れない」と思われがちな算数・数学。

大学受験の数学は、多少数学のセンスは影響するでしょうが、中学受験の算数は、センス等とは無関係です。

「難しい問題が解ける人」は、「そういう問題が解けるように勉強している」だけであることが多いです。

図形問題など、書いて・描いて理解して、少しずつ着実に学力をつけてゆきましょう。

一題しっかり解く:算数の試験・弾みをつける

「大問が4題ある」算数のテストとしましょう。

図形問題・比の問題・旅人算・速さ・てんびん算の問題、様々です。

算数(数学)の試験は、大問1問目が多くの小問に分かれていることがあります。

そういう場合は、計算問題・図形・ニュートン算など様々な分野の問題が並んでいます。

てんびん算の考え方(新教育紀行)

これらの問題は、「できる問題はしっかり」獲得することが大事で、

これは、
ちょっと・・・

という問題は、一度は避けて次に進むと良いでしょう。

算数は一つ大きな問題がきちんと解ける(完答する)と、大きいです。

ここで、大きな問題(大問)一題がおおむね完答できると、

よし。
次行こう!

と、自信ができて調子が良くなる傾向があります。

反面、最初の問題で手こずってしまうと、

まずい・・・

時間が流れてゆくのに焦ってしまい、本来の力量が出せない場合も多くあります。

そして、算数が理科・社会・国語、あるいは英語に比較して、「厄介な性質」があるのが、

あれ?
上手くできない・・・

と手こずってしまうと、

おかしいな・・・
どうして、上手くゆかないんだろう・・・

と焦ってしまい、時間ばかり経過することが多いのです。

大学受験の算数(数学)で、ちょっとした勘違いなどで問題で手こずると、すぐに10分くらい経過してしまいます。

日頃から「自分で考えて」選ぶ姿勢

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「こういうことを避ける」ためには、どうすれば良いでしょう。

「自分にとって解きやすい問題を選ぶ」「易しい問題を選ぶ」のがベストですが、実際はこれが難しいことです。

易しそうなのに「実際は難しい」こともあります。

あるいは難しそうで、

これは、
難しそう・・・

と、たじろきながらも、誘導に従って解いてみたら、

なんだ、見かけばかりで、
簡単だった・・・

なんということはない問題だったり。

受験算数・数学では、学力をあげることと同時に「テストで解く問題をうまく選ぶ」ことも大事です。

その「選ぶ姿勢」が、点数や試験の出来を大きく左右します。

日頃から「自分で考えて選ぶ」姿勢を身につけることは、中学受験〜大学受験においても大いに役立つでしょう。

新教育紀行

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