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思考力を問う問題 2|中学受験の社会

前回は「思考力を問う問題 1」の話でした。

下記のような問題を考えてみました。

歴史の人物 2

あなたの好きな歴史上の人物一人を選び、その人物の説明をして下さい。

そして、その人物に対する、あなたの意見も含めて、書いて下さい。

人物の選定に対しては、点数の差はなく、説明・あなたの意見が評価の対象です。

あまりに漠然としすぎて、「答えづらい」あるいは「書きづらい」という方もいらっしゃるでしょう。

何から、どう書けば良いのか・・・

「意見」を問われているけど・・・

私の意見が正しいかどうか・・・

このように「いかようにで答えられる」問題は、「正しい答えは存在しない」と考えて良いでしょう。

えっ?
そしたら、どうやって採点するの?

正しい答えがないと、
点数がつけられないのではないかしら?

「正しい答え」に対して、「点数をつける」というのは基本的に「減点法的採点」となります。

「模範解答」が想定されていて、それに対して「どこまで解けたか」「どこまで出来ているか」を採点します。

以前、麻布中学の問題をご紹介しました。

この問題に対しては、各塾などで「解答」を用意しますが、「それが正しいとは限らない」のです。

それじゃ、困っちゃうよ。

何を目標とすれば良いのかしら?

「正しい答えがない」問題に対する「解答」は、まず「自分なりにしっかり考えること」が第一です。

そして、考えたことを「自分なりにしっかり表現してみる」をやってみましょう。

上記の問題だと、織田信長・徳川家康・坂本龍馬などを選ぶ人が多そうです。

徳川 家康(Wikipedia)

あえて選択する対象を、少し絞ってみる問題も考えられます。

歴史の人物 1

あなたの好きな歴史上の人物一人を選び、その人物の説明をして下さい。

その人物に対する、あなたの意見も含めて、書いて下さい。

ただし、以下の人物を対象外とします。

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・西郷隆盛・坂本龍馬・大久保利通・高杉晋作

人物の選定に対しては点数の差はなく、説明・あなたの意見が評価の対象です。

特に多くの人が「書きやすい」信長や家康を除外しました。

こららの方は「パッと頭に浮かびやすい」方々です。

試験で「対象を除外される」と考え込んでしまう場合があります。

上記のような試験が、中学入試で出る可能性は、低いと考えます。

こういう問題が出ても、慌てずに「しっかり考えて、書く」ように準備しておくと良いでしょう。

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