西郷隆盛 13〜開く扉〜|幕末維新

前回は「西郷隆盛 12〜大きな挫折〜」の話でした。

西郷 隆盛(国立国会図書館)
目次

島津斉彬

藩主・島津斉興は、嫡男(長男)斉彬が、大嫌いでした。

第十代薩摩藩主 島津斉興(Wikipedia)

斉彬は、斉興の祖父・重豪と同様に、西洋技術に非常に興味がありました。

重豪の元、薩摩藩は西洋技術振興を行い、多額の支出で薩摩藩が大借金を背負ったのです。

斉彬が藩主になったら、
また大借金だ!

そんなことは、ダメだ!

嫡男・斉彬を藩主にすると、借金を少しずつ減らしてきた努力が水の泡になります。

そして、側室・お由羅の子・久光を「次の藩主に」と考えていました。

その矢先の、「お由羅騒動」でした。

代々、
嫡男が次ぐのが当然!

老中の介入

島津第十一代藩主 島津斉彬(Wikipedia)

島津斉彬は、40過ぎるまで藩主に慣れなかったのですが、そこで斉彬の友人が手を貸します。

老中・阿部正弘は、島津斉彬と意見が合い、非常に親しかったのです。

老中 阿部正弘(WIkipedia)

父・斉興が藩主の座を、
渡してくれなくて・・・

なに?

俺が、
一言言ってやろう!

斉興よ。
早く斉彬に藩主を継がせよ。

老中・阿部正弘は、斉興に茶器を下賜します。

それは「引退せよ」の合図でした。

まずい。
老中が出てきたか・・・

まだ、大老井伊直弼が登場する前は、老中・阿部正弘が総理大臣です。

分かりました・・・

やっと、藩主になれた!

島津斉彬と西郷

老中・阿部正弘の力により、1851年に正式に第十一代藩主になった島津斉彬。

富国強兵だ!

技術革新だ!

藩主に就任するなり、欧州の最先端技術を取り入れを強力に推進します。

反射炉・溶鉱炉の建設などを行う集成館事業を実行します。

反射炉・模型(仙巌園)(新教育紀行)

そして、斉彬と西郷は、運命的な出会いをします。

富国強兵の方針の元、

優れた人材はいないか?

優秀な人材を集め続ける斉彬の目に、西郷が止まります。

このように
農政改革したら良かです。

むむ!
こやつはスゴいぞ!

人を見る目があった斉彬は、西郷を重用しようと考えます。

西郷よ。
庭方役を命じる!

ははっ!
有難き幸せ。

身分の低い庭方役ですが、藩主の近くで過ごします。

斉彬様のために
尽くすぞ!

自分の師を見つけ、燃える西郷でした。

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