前回は「大きく、雄大に書いてみよう!」でした。
算数の学力を向上させる為の3つ目の方法。
それは、「たくさんの問題や問題集に手を出さず、同じ問題を繰り返し解いて、理解を深めよう!」です。
これは中学受験においても、大事な勉強の仕方です。
お子様が塾に行っている方は、塾が問題を選んでくれています。
塾のテキストやプリントの問題をきちんと解いて、解けなかった問題は繰り返しといて、解答の手法を吸収しましょう。
吸収して、自らのものにするイメージです。

難関校の問題は非常に練られている問題が多く、繰り返し取り組むには最適です。
図形の問題にしても、旅人算の問題にしても、色々な系統の問題があります。
どんなに新しく斬新に感じられる問題でも、必ず似たような問題・類題があります。
限られた味わい深い問題に何度も取り組むことで、きちんとした考え方を学んだ方が、「真の学力向上」につながります。
「頭を耕して学力を上げる」イメージです。
中学受験でも、大学受験でも、膨大な問題を解かせることで、たくさんの解法をストックさせる手法の考え方もあります。
この手法は「限られた時間内で多くの問題を解く」受験においては、ある程度の効果があります。
長期的視野に立った時「頭を耕して学力を上げる」方が、きちんとした学力を身につけられると考えます。