子どもを育てる視線・方向性〜のびのびした賢さ・育む興味・勉強へのやる気・成績アップ〜|未就学児・小学生・中学生・高校生

前回は「プラモデルの教育効果〜育むサイエンス的発想〜|勉強への興味」でした。

目次

小学生・中学生・高校生の子どもと親

「子供をどう教育するか」「子供をどう育てるか」は、全ての親が考えます。

中学生以降は、子ども自身の自我や自己の考え方が出てくるでしょう。

英語が好きだから、
将来留学して、海外で働きたいな!

私は
サイエンスや物理が好き!

などの自分なりの方向性が見えてくる方もいらっしゃるでしょう。

山崎直子は中学生の頃に、米国の同世代の女の子と文通して、英語を勉強しました。

それは「英語を学ぶ」だけではなく、「文通という手紙から世界」を見ることでした。

現代ならば「メールで」となるでしょうが、やはり手書きの文通は大きな意味を持つと思います。

そして、

海外の同世代の
方と文通してみたい!

と考える方は多いですが、「実際に文通する」「実際に文通した」方は非常に少数派と思います。

何事も

〜をやって
みたいな!

と考えることは簡単で、多くの方が様々考えますが、

でも、
ちょっと大変そうだから、そのうちに・・・

となってしまいます。

そして、結局「そのうち」の時期はやってこずに、

あの頃は、〜したいと
考えていたけど、結局しなかったな・・・

という方が多いものです。

そこで、特に中学生くらいまでの子どもが

〜して
みたいんだけど・・・

と親に言ってきたら、親は何らかの手助けをしてあげたいものです。

と言っても、
私も経験がないことだから・・・

という方は、何かアドバイスしてあげたいものです。

まずは、学校のA担任先生に
相談してみたら。

とか、

それなら、
英語科のB先生が親切そうだから、相談してみては。

など、具体的な方向性を教えてあげるのが良いでしょう。

学校と先生・教員・教師

「学校で先生と相談する」というのは、誰しも思いつく解決策の一つです。

ところが、子ども側の視点に立つと、

こんなこと、
先生に相談していいのかな?

と大抵は尻込みして、遠慮してしまいます。

先生・教員の方の性格や思考性によりますが、実は先生方は相談されることは嬉しいものです。

これを
C先生に相談してみようか、どうしよう?_

と遠慮したり、考えているよりも、早めに先生・教員の方に相談してみましょう。

そして、子どもが躊躇しているようでしたら、

先生に相談して、
マイナスはないから、まず相談してみては。

と促してみましょう。

学校の先生の元には、様々なルートからたくさんの情報が来ています。

そして、その先生自身のキャリア・友人関係から、相談したら、

ああ、それなら、
ちょうど、〜というグループがあってね・・・

とか、

そういうことなら、
私の大学の同期に聞いてみよう!

と何らかの対応・対策を考えてくれるものです。

幼稚園〜小学生くらいの子どもと親

自分の方向性・思考性がはっきりしてくる中学生。

そこで、中学生以降は、ある程度子ども自身に任せるのが理想です。

「親が〜する」よりも、先ほどのアドバイスのように「親が協力する」姿勢が良さそうです。

幼稚園から小学生くらいの間は、「親の育て方」は子供の成長の方向性に大きな影響を与えます。

誰しも、子どもは賢く育てたいものです。

「賢さとは何か?」というのは、非常に多様な答えがありそうです。

子どもにとっては、基本的に小学校から突然始まる「テストの嵐」。

小学校に入る前から、テストをたくさん受ける方もいるかもしれません。

テストで、

この間は
90点だった!

ちょっと間違い多くて、
70点・・・

学力の定着を図るには「テストは必須」となり、この点数は、どんな子どもも気になります。

「のびのび育てること」とテスト

一方で、あまりに「テストの点数を高める」「偏差値を高める」勉強の仕方。

そういう勉強の方針・学び方を推奨することは、僕はおすすめしません。

子供は、
のびのび育てたい・・・

という考えは、大抵の親が持っています。

そして、

高い学力が、
なければならない。

特に
中学受験するには・・・

という意見もあります。

両方を上手く両立できることが、最も良いです。

シャワーで虹を作る体験(新教育紀行)

「のびのびした賢さ」を育てる

「のびのびした賢さ」を持つ子供になるように、育てるのが一番と思います。

「すぐに答えを求める」のではなく、「間違ってもいいから、考えさせる」ようにしたいです。

その方が、「考える力」が身につきます。

間違っても
いいから・・・

と、親は子どもに言ってみましょう。

間違っても
いいの?

それは、まだ勉強中の子供が、

間違えるのは
「当然」でしょう。

間違えるプロセスで、
学んでゆく・・・

という考えです。

そもそも、「間違わない」のであれば、「学ばなくても良い」ことになります。

「間違えて、学んでゆく」プロセスにこそ、「学びの本質」があると考えます。

そのように、お考えいただくのがちょうど良いように思います。

「テストで高い点数を取る」「正しい答えに至ること」ばかりの勉強の仕方をするマイナスがあります。

それは、「きちんと考える」思考力が伸びないでしょう。

また、テストの点数ばかり気にすると、テストの点数が上手く上がらない時、

はあ・・・

僕には能力が
ないのかな・・・

子どもは、その科目を嫌いになってしまうかも知れません。

「嫌いなこと」は、誰しもあまりやりたくないです。

嫌いになってしまうと、その科目で良い成績を出すことは余計に困難になってしまうでしょう。

未就学児・小学生の学びにおいて、一番大事なことは「好奇心を持つ」ことです。

算数でも理科でも、どんな科目でも「好きになる」と一番良いです。

子ども自身の好みにもよるでしょうし、それもまた「個性のひとつ」です。

まずは「好きな科目」が一科目できると良いでしょう。

好きだと、自分でどんどんやりたくなります。

そして長期的に学力アップ・成績アップにも繋がります。

新教育紀行

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