山崎直子 12~米国の女の子と文通〜|学校

前回は「山崎直子 11~英語部へ〜」の話でした。

宇宙飛行士 山崎 直子(Wikipedia)
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文通

英語部で、みんなでNHKラジオ講座を聞いたり、劇を作って楽しむ山崎少女。

ついに、米国の女の子との文通が始まります。

この文通が、
とてもしたかったの。

英語部の醍醐味の一つの、米国の同世代の女の子との文通。

山崎少女の相手は、同い年の金髪の可愛らしい米国の女の子です。

ニューヨーク(Wikipedia)

写真もやりとりしたので、

お互いの雰囲気が、
とてもよくわかる。

そして、一生懸命英語で手紙を書きます。

英語を学ぶことは、「将来、英語を話して世界を広げる」ことにつながります。

しかし、中学〜高校生にとって、外国人と接点がないならば、「テストのために英語を学ぶ」ことになります。

それに対して、「米国人に手紙を書く」という明確な目的を持った山崎少女。

大きな意欲が湧いて、ますます英語への勉強に磨きがかかりました。

米国と日本

米国と日本の環境は、非常に大きく異なります。

これは、行ってみればすぐにわかりますが、米国は「なんでも大きい」です。

文通相手の家の写真を見た山崎少女は、

えっ。
これお家?

大きくて、
映画の世界みたい。

日本人の感覚からすると、米国の家はみんな大豪邸です。

大きくて、
映画の世界みたい。

山崎少女の夢は膨らみます。

外国の方と一緒に
働いてみたい。

ここまで考える中学生は、非常に少ないでしょう。

それは、メールが当たり前の現代では珍しくなった「文通をしていたこと」が大きいです。

メールで海外の方とやりとりするのも大事です。

「本人の筆跡が見える」文通は、本人の個性も垣間見えます。

「同い年の米国人と手書きの手紙をやりとりした」ことが、非常に大きな影響を与えました。

広がる世界

高校まで文通を続けて、視野を広げた山崎少女でした。

中学から高校にかけては、小学校の時よりもはるかに行動範囲が広がり、様々な世界が広がります。

「電車に乗って登校」する方もいるでしょう。

「週に何日か電車に乗って塾に行く」経験があっても、「毎日、電車に乗る」ことは大きく異なります。

身の回りの世界が広がる中、山崎少女は一気に米国まで視野を広げます。

現代は、ネットで海外ニュースをみたりするのが非常に簡単です。

中学生〜高校生の方は、ぜひBBCなどのニュースを見てみましょう。

英語がよく分からなくても、「どのような事が話題になっているか」を知るだけでも大きなメリットがあります。

大きな事件・事故などは、日本でも海外でも同様に報道します。

しかし、それ以外の事柄は、日本国内のニュースとBBC、Euro Newsなどの海外ニュースでは大きく異なります。

実際に海外に行ってみたり、海外の方と接する機会があれば最も良いです。

身近なところから「世界を広げる」ことをやってみましょう。

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