子どもと戦車のペーパークラフトをつくる体験 2〜紙を立体化して円柱を作る・立体感を理解する楽しさ・二次元と三次元の間〜|創造力と想像力

前回は「子どもと戦車のペーパークラフトをつくる体験 1〜立体感を養う・2次元から3次元へ・複雑な形状・ギザギザから円柱へ〜」の話でした。

目次

紙を立体化して円柱を作る

ギザギザの部材と円の部材からタイヤが出来ました。

同様にたくさんのタイヤを切って、組み立ててゆきます。

いよいよ戦車本体を、組み立てます。

紙を折り曲げて箱状にして、立体化します。

立体化するところは、子どもにやってもらいましょう。

えー・・・
難しいよ・・・

と言うでしょうが、子ども自身に立体化してもらいましょう。

難しいところは、親がやってあげましょう。

ここをこう折り曲げると、
箱になるよ。

貼る位置が少しずれてしまったら、直してあげるか、大きな問題にならなそうなら、そのままです。

立体を理解する楽しさ

一気に戦車らしくなってきました。

このプロセスをもう少しお見せした方が良かったかもしれませんが、作るのが精一杯でした。

内心、

これは思ったよりも、
大変だ。

と思いながらも「乗りかかった船」なので、少しずつ、子どもと作成します。

上の写真で、タイヤの部分は子どもが切ったので、少し歪な感じです。

でも、少しずつ慣れてきて上手く切れているところもあります。

そう言う時は、

これは
上手く切れたね!

と褒めてあげましょう。

これじゃ
ダメだよ!

と言わずに、「良いところ」を褒めてあげて、改善点を教えてあげるのがポイントです。

タイヤのところが、かなりガビガビしています。

タイヤは、円形に切り取ったパーツを両側から貼るので、ピッタリ合わないとこのようになってしまいます。

メインの車体の部分は、僕が手伝ってあげました。

戦車っぽく
なってきたね!

二次元と三次元の間

ペーパークラフト「戦車ティーガーI」(歴史群像 学研)

全くの紙=平面だった各種パーツが組み上がって、立体化してゆくのは、大人が見ても面白いです。

ここまでで3~4時間かかっています。

細かいパーツを切るのは、結構時間がかかるので、大人も一緒に「ものづくり」の体験です。

キャタピラをつけて、さらに戦車っぽくなって来ました。

なんか、
すごいね。

ここで、1日目は完了です。

ちょっと
疲れる・・・

1日で仕上げるのは、とても無理なので、

ここからは、
次回のお楽しみ!

と、次の日にしました。

二次元の紙が立体化して三次元になりました。

ということは、逆に「三次元の立体を展開すると二次元になる」ことになります。

全然違う「二次元と三次元の世界」。

こうして、実際にペーパークラフトを切ったり、作ったりする中で立体感が養われるといいな、と思います。

子どもと一緒に、じっくりと作成します。

ペーパークラフト「戦車ティーガーI」(歴史群像 学研)
新教育紀行

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