前回は「文章題が得意になる考え方〜特徴的な数字に着目・表で整理・整数・計算と表の作成・全体を俯瞰する姿勢・異なる視点・問題5解法B〜」の話でした。
目次
問題6
ある小学校の男子生徒、女子生徒の比は16:15です。
3年生から6年生まで各学年の人数は同じですが、最近新しいマンションが建ったので急に人口が増えました。
その結果、他の学年より1年生は42人、2年生は24人多いです。
ある日、全校生徒が21台のバスで遠足に出かけました。
全てのバスには同じ人数が乗りました。
全校生徒は2000人以下です。1年生の生徒は何人ですか。(オリジナル問題)
オリジナル文章題6を考えてみましょう。類題はあると思います。
文章題をしっかり理解する姿勢:整数問題を「難しく考えすぎない」
良いまとめになる問題です。
整数の問題って、
難しい問題が多いよね・・・
答えを見たら
分かるけど、整数の性質って難しい・・・
整数問題に対しては、苦手意識を持つ方が多いです。
それは、奇数・偶数・最小公倍数・最大公約数などカギとなる数字が沢山登場する整数問題。
「どれをどう使うか」が分かりにくい面があるので、「難しい」と感じてしまう方がいらっしゃるでしょう。
整数問題は、「難しく考えすぎない」のが大事です。
そして、全体像をイメージして、把握して「何を考えれば解けるか」を考えてみましょう。
次回は下記リンクです。
文章題の読み方・解き方〜条件を整理して未知数を設定・倍数を考える・「整数であること」を活かす・約…
数字の意味を考える大事さ