自分で気づく大事さ 1〜プラモデルと算数〜

前回は「ゾイドを作ろう 1〜仕組みを考えよう〜」の話でした。

パーツを組み合わせて、動くゾイド。

面白そう。

実は、ゾイドは子どもが4歳くらいの時に、一度作ったことがあります。

それは、

ゾイドの面白さを伝えたい。

ことともありましたが、

久しぶりに、ゾイドを作ってみたい。

と感じたこともあります。

その時は、僕が全部子どもの前で作りました。

しかし、その後すぐにバラバラになってしまいました。

少し早かったかな・・・

当時は早すぎて、子どもがよく分からなかったみたいです。

今回は、少し難しいペーパークラフトやプラモデルを経ているので、ゾイドを作るのはスイスイ進みます。

当初は、ガンダムなどのプラモデルを作って、ゾイド作成に行く予定でした。

ところが、「戦艦大和のペーパークラフト作成」という横道にそれました。

この時は、子どもに

作ってみる?

と聞いたら、

作ってみたい!

と言ったので、作成してみました。

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像 学研)

子どもが、

難しそうだから、
ちょっと・・・

と言ったら、作成を見送ったでしょう。

ざっとみてみて、作成が大変そうなのは想像していました。

実際に作成してみて、

こんなに大変だとは、
思わなかった・・・

が実情です。

ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像 学研)

特に、

小さなパーツを切って、
組み立てるのが、大変・・・

考えていた以上に、長い時間がかかりました。

「実際にやってみないと分からないこと」だったのです。

学びに関しても、同様なことがあります。

実際に取り組んでみないと、「難しいか、難しくないか分からない」ことがあります。

得意・不得意が分かれやすい図形問題。

この補助線は、
思いつかなかったわ・・・

「一本の補助線」で、スッと見えてくることが多い図形。

あ〜あ。
分かんなかった。

入試・模試などでも、様々工夫した問題が出てきます。

「出来なかった」から

僕には出来ないんだ・・・

苦手意識を持たないことが、最も大事だと思います。

良い補助線に気づかなかった時は、

なぜ、この補助線が
上手いのだろう・・・

他の補助線より、
どこが良いのかしら。

と少し考えてみましょう。

「うまい補助線を引く」のは、多くの場合において「ヒラメキ」ではなく「理由がある」のです。

その「理由」が分かれば、

あっ。
そういうことか!

と一気に見えてきます。

その「見えてくる」のは、塾などで教わることもありますが、「自分で気づく」ことがベストです。

そして、「自分で気づく」と「自分なりの理解が進み、学力が大きく上がる」のです。

そういう学び方をすると、「一題解いて数題以上問題を解く効果」が出るでしょう。

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