丁寧に描く姿勢〜「描くこと」から膨らむイメージと「発見すること」・「観察する」イメージ・とても大事な「丁寧に」の姿勢・「丁寧に・きちんと」と思考力〜|子どもの学び・勉強・中学受験

前回は「描いてイメージ膨らませる〜「検索して調べること」と「理解すること」・体験・経験と膨らむイメージ・「出来ない」から「出来る」へ〜」の話でした。

目次

「描くこと」から膨らむイメージと「発見すること」

基本的回路(新教育紀行)

「描くこと」は「イメージを膨らませる」ことにつながります。

そして、「描くこと」は、

あれ・・・
ひょっとしたら、こういうことかな・・・

「発見すること」に、つながる可能性があります。

これは不思議なことですが、「書く・描く」と「何かわかることが多い」のが現実です。

「考えること」は、非常に大事なことです。

ところが、「頭で考えているだけ」では、なかなか具体性を持たないことがあります。

うん!
これはこういうことだ!

「頭で考えて分かっている」つもりでも、

あれ?
頭では分かっていたつもりだったけど・・・

と「頭の中だけでは、具体性が小さい」ことが多いのが現実です。

「描いて理解する・考える」ことは、一定の期間しっかり経験することが大事です。

「描いて理解する・考える」がしっかり出来ると、「頭に思い描く」ことが出来る様になります。

基本的回路(新教育紀行)

この「頭に思い描く」ことは、特殊な方以外は、大学生くらいから出来るようになるでしょう。

小学生くらいの子どもが、パッと「頭に思い描く」のは難しいです。

そこで、理科の電気なども

ここは、
公式で、こうなって・・・

とか、

ここは、
あのパターンで、こうなって・・・

と「頭で理解しようとする」と、

あれ?
結局なんだっけ・・・

となることが多いでしょう。

少し地道で「遠回りに感じる」かもしれませんが、「書いて・描いて理解」するようにしましょう。

ああ・・・
そういうことかな・・・

すると、少しずつ分かるようになるでしょう。

そして、その「少し分かった」ことが積み重なると「高い学力」につながるようになります。

丁寧に描く姿勢:「観察する」イメージ

電気・電流の考え方:電熱線の抵抗(新教育紀行)

確かに、描いたり、書いたりすると
分かる気がする・・・

でも、僕は
あまり絵は上手くないんだけど・・・

描くことが上手でなくても、良いでしょう。

「上手でなくても良い」のですが、「丁寧に描く」ことが大事です。

雑に見て、雑に描いても、得るものは少ないかもしれません。

「描くこと」は「絵を描く」だけではなく「対象を丁寧に、よく見る」ことが大事です。

「対象を丁寧に、よく見る」って、
ジッと見ればいいの?

「ジッと見る」というよりは、「考えながら見る」イメージです。

そして、「見る」は「観る」姿勢で、ただ見るのではなく「観察する」イメージです。

とても大事な「丁寧に」の姿勢:「丁寧に・きちんと」と思考力

定かっ車の考え方(新教育紀行)

「丁寧に観察する」姿勢は、理科の基本的姿勢です。

この「丁寧に」の姿勢は、小学校の理科だけではありません。

中学校・高校の物理・化学・生物・地学などの実験の際にも大事なことで、大学以降も大事でしょう。

「丁寧に」という姿勢は、実は全てに対して大事なことです。

丁寧に考えたり、丁寧に対処すれば「きちんと出来ること」多いのです。

これは子どもではなく、大人の方も同様に感じて頂けることと思います。

仕事などで、

うっかりミスして
しまった・・・

このことに
気づかなかったな・・・

大人でも「うっかりしてしまう」は、誰しもあることです。

「丁寧に」「きちんと」行うこと・姿勢は、非常に大事です。

「丁寧に」という姿勢は、中学受験・高校受験・大学受験でも非常に大事です。

模試などで、

なんで、
この問題解けなかったんだろう・・・

と思うことは、皆が経験があることです。

特に算数・数学では、

丁寧に考えれば、
本当は出来たはずなのに!

と思う問題が結構あるものです。

丁寧に描いたり、丁寧に考える姿勢を、小さな頃〜小学生の間に身につけること。

この姿勢を身につけると、思考の幅が大きく広がるでしょう。

「丁寧に書いてみる・描いてみる」や「丁寧に考えてみる」姿勢を、少しずつ実行しましょう。

さらに、中学受験・高校受験・大学受験にも強くなる姿勢が身につくでしょう。

新教育紀行

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